(18)詰将棋解答機能の検証で使用した問題と解答・解説をこちらに載せておきます。

図巧100番。611手詰。
解答は略。詰将棋博物館に動かせる図面がありますのでそちらをご覧下さい。
詰将棋博物館(図巧91番〜100番)
この図巧100番は収束部に18手長い余詰め(キズ)がある。
しかし、柿木は5から8までどのバージョンでも、またもちろんパソコンの性能に関係なく611手詰という正解を出している。
これに対して、東大7は、14秒と早いがこの余詰めの方を答えている。しかもその余詰めの最中に不要な受けを入れている為、631手詰(余詰めは629手)という解を出している。
その余詰め手順も詰将棋博物館に載っているが、その部分、1六龍・3八玉・3六龍・2九玉というところで3七香と合駒し、同龍に2九玉としている。
将棋勇略の第2番。難解な39手詰めの詰将棋(こちらも将棋博物館にあります)。
解答は、3六桂・同角・3四金・同玉・2五銀・同角・2六桂・2四玉・4四龍(9手目)・3四歩合・1四金・同角・3四龍・1三玉・1四龍・2二玉・2三龍・同玉・3四角・3二玉・3三香・同玉・6三飛・3二玉・2三角成・4二玉・3四桂・5二玉・4一馬・同玉・4三飛成・5一玉・4二桂成・6二玉・5二龍・7一玉・7二歩・8一玉・6一龍まで39手詰。
柿木6でもこの問題は誤答していたのだが、ついに柿木8になって上記正解手順を出すようになった。
柿木5、6では、上記3四歩と合駒せず、1三玉とし、以下、1四香・同角・同龍・2二玉・2三龍・同玉・3四角・3二玉・6二飛・4二桂・2三金・3一玉・2二金・同玉・4二飛成・3二歩・1四桂・1三玉・1二角成・2四玉・3四馬・1三玉・3五馬・2四飛・2五桂・2三玉・4三龍・3三銀・4五馬・3四桂・同馬・同飛・同龍・1二玉・2四桂・1一玉・1二歩・2一玉・1一飛まで49手詰とした。
東大7は、20手目3二玉と逃げるべきところを2二玉とし、以下2三飛・3一玉・3二歩・同玉・4三飛成・2一玉・2三龍・2二飛・4三角成・3一玉・2二龍・同玉・2一飛・1二玉・1四香・1三桂・同香成・同玉・1一飛成・2三玉・3四馬・3二玉・4四桂・4二玉・5二桂成・3二玉・4一龍・2二玉・1四桂・1三玉・1一龍までの51手詰としている。
青野九段が加藤九段と指した対局。詰みそのものは難しくはないのだが、非常に変化が多く、読み切るのは超難解。いろいろな詰め方がありそうで、自分の出した正解も正しいかどうかそれほど自信はない。
一応、次の手順が最短であろうと思われるので、これを正解としておく。なお、これは前回25手詰としていたが、その変化には早詰めがあるらしいので(柿木8による)、その時とは解答が違う。
5三金・同銀上・同歩成・同銀・同桂成・同玉・5四歩(7手目)・同玉・4六桂・4四玉・3五銀打・同歩・同銀・3三玉・4四角・4三玉・5三金・3二玉・3三銀・3一玉・3二香・4一玉・4二金まで23手詰。
前回は、5三金に3一玉の25手詰を解答としていたが、3一玉の局面から柿木8に解かせると、21手詰を解答し、さらに余詰めを検討させると19手の早詰めを検出する。
したがって、精算する変化を最長と判断した。但し、以下同手数変化になるものがいくつかあるらしい。
以前、柿木5を検証した時に出した解答
5三金・同銀上・同歩成・同銀・3三銀・5一玉・5二歩・6一玉・8三角・7二金・5三桂不成・6二玉・6四香・5二玉・4二金・5三玉・4三金・同玉・4四銀打・5二玉・5三歩・4一玉・4三香・3一玉・4二香成・2一玉・3二成香・1二玉・2二成香・1三玉・2三成香・同玉・2四歩・1二玉・2三歩成・同玉・3七銀・1三玉・2二飛成まで39手詰。
今回、柿木6と柿木8で解を求めたところ、(柿木5と)手数はまったく同じ39手詰であったが、初手から全然違う手を出してきた。
柿木6と8の出した解答
6四角・5三歩・同歩成・同銀上・同桂成・同銀・4四香・5二玉・4三金・6一玉・5二銀・7一玉・5三角成・8二玉・8四香・8三桂・同香成・同玉・7二銀・同玉・6三銀成・8三玉・7三成銀・同玉・8五桂・8三玉・9三金・同飛・同桂成・同玉・8五桂・8三玉・7三飛・9二玉・9三飛成・8一玉・7三桂打・7二玉・8四桂まで39手詰。
東大7の解答
5三金・同銀引・同歩成・同銀・3三銀・5一玉・5二歩・6一玉・8三角・7二金・5三桂不成・6二玉6三香成・同金・6四桂・同金・6一銀・5三玉・4四金・6二玉・7二角成・5一玉・5三香・4一玉・5二香成・3一玉・4二成香・2一玉・3二成香・1二玉・2二成香・1三玉・2三成香・同玉・2四歩・1二玉・2三歩成・同玉・3五銀・1二玉・2二飛成まで43手詰。
難解な実戦の詰み第28問(2000年10月)
6四銀・8三玉・2三龍・8二玉・7三龍・8一玉・8三龍・8二銀・7三桂・7一玉・3五角・6二歩(12手目)・同角成・同玉・8二龍・7二金・5三銀打・5一玉・5二銀成・同玉・7二龍・6二歩・6一龍(23手目)・4二玉・6二龍・5二銀・5三銀成・3一玉・3二金・同玉・5二龍・2三玉・2四銀・3四玉・3二龍・2五玉・3五龍まで37手詰。
12手目の6二歩は、角合いでも同手数になる。
以前柿木5は、角合いの変化を答えたが、今回の柿木6、8でも同じ角合いの変化を答えている。以下、6三竜・4二玉・6二竜・5二銀・5一角・3一玉・3二金・同玉・5二竜・2一玉・2二銀・1二玉・1三銀成・同玉・2四角成まで37手詰。
柿木がなぜ角合いの変化を答えたのか、もしかしたら、余詰めがあるからではないかと考え、歩合いと角合いについて余詰め機能にかけてみた。
すると、歩合いの時は2個しかないのに、角合いになったらなんと余詰め11個。結局、余詰めとは関係ないらしい。そこで考えられるのは、詰みの局面での持ち駒。角合いの時は最終の持ち駒が歩6枚なのに比べると、歩を合駒してしまうと歩が七枚になってしまう。これが、角合いにした理由だろうか?
東大7では47手詰としている。
6四銀・8三玉・2三龍・3三銀・同龍・9二玉・9三銀・8一玉・8二銀成・同玉・7三龍・8一玉・8三龍・8二銀・7三桂・7一玉・3五角・6二歩・同角成・同玉・8二龍・7二金・5三銀打・5一玉・5二銀成・同玉・7二龍・6二歩・6一龍・4二玉・6二龍・5二銀・5三銀成・3三玉・2四金・2二玉・5二龍・4二角・同龍・3二金・同龍・同玉・4二金・2一玉・3二銀・1二玉・2三金47手詰。
無駄な合駒をしている上に短手数で詰ませていないようだ。