ホームへ戻る

隠しファイル10
(将棋連盟の福袋)

2000年2月16日(水)

今年は連盟の福袋なるものを通信で買った。

もちろん、福袋だから、売り出しは年の初めで、1ヶ月くらい前には、来ていたのだが、別に腐るものなどないだろうと勝手に思い、封も切らずに、倉庫にずっと置いていたのだ。

そろそろ中身を確かめないと、本当に食べ物とか(と金まんじゅうとか)あったら、困るので、今日、開けて確かめて見た。


福袋を最初に買ったのは、およそ5、6年前だ。
ちょうど、将棋センターを始めた頃で、まあ、万一、ろくなものしか入っていなかったとしても、賞品ぐらいには使えるだろうと、安易に考えて、1万円の福袋を1つだけ、通信で頼んだ。

ところが、ところが、来てみて、驚いた。

将棋の上彫りの駒、しかもシャムツゲではない、たぶん3〜4万で売っているやつが入っている上、一寸盤もあった。もっとも、それ以外は、まあ、お金を出してまで欲しくはないが、ってものだったが、いずれにしても、全部で、4、5万円くらいするな、ってずいぶん驚いたものだった。

当時、二寸盤を将棋センターでは、使っていたのだが、この一寸盤を、常連客に見せたところ、高さもちょうど良く(要は二寸盤を、普通のテーブルで使うとやや高くなりすぎるんだ)、すごく好評だった。

ただ、既に二寸盤で、揃えてしまっていたので、すぐに一寸に変える訳にもいかず、徐々に変えていこうと考えていた。

だから、翌年も、1万円の福袋を2つ買った。

案の上、一寸盤が1つずつ入っていた。
ただ、駒は、シャムツゲの上彫りに変わっていた。それ以外の、お金を出してまで欲しくないものを合わせると、全部で3万5千円くらいのものだった。
駒のランクを下げたな、とは思ったが、将棋センターで使っている駒も、実は、シャムツゲの上彫りなので、これはこれで、充分満足していた。

それから何年か過ぎ、途中で一寸盤もさらに追加して揃えたのだが、そろそろ、古くなってきた盤駒もあるので、新しいのを買おう、と思い、今年、またもや1万円の福袋を2つ頼んだのだ。

その二つの福袋を開けてみて、今度は別の意味で驚いた。

駒のランクがさらに下がり、シャムツゲの並彫りになっているではないか。
一寸盤も、ひとつは、前と同じものだが、もうひとつは、なんか材質も違い、あまり良い品物とも思えなかった。

一寸盤の材質にさして良くないものがあることも初めて知った。このHPでも、「盤と駒の基礎知識」の中で、自分は、一寸盤を勧めているが、これからは、材質も気を付けなければならないことを、書き加えなければなるまい。

一応、入っていたものを、定価で計算したら、2万5千円くらいだった。

もともと、福袋の宣伝には、倍の値段くらいのものが入っていると言うことが書いてあるくらいだから、これはこれでしかたのないことなのだが、考えてみれば、5、6年前には、本ツゲ入りの4、5万円、翌年は、シャムツゲ上彫り入りの3万5千円、そして、今年はシャムツゲ並彫り入りの2万5千円と、ずいぶん中身を下げている。

もっとも、自分は、毎年買っていた訳ではないから、徐々に中身のランクを下げたのか、今年から急に下げたのかはわからないが、今まで、友達とかに、「ツゲ駒で、そんな贅沢を言うのでなければ、福袋がお得だよ」って言っていたのに、もう勧められなくなったな。
まあ、将棋センターとか、同好会などの賞品に使うのだったら、決して悪くはないんだけどね。

それにしても、こんなものの、中身を下げてまで、利益を出そうとするなんて、売り上げ至上主義に変わったのかな。

そういえば、今まで毎年、将棋の日に行っていた、商品の3割引きセールも、去年はなかったなぁー。


ひょっとして、経営者でも変わったのか?

もしかして、あのコストカッターのカルロス・ゴーン氏が、経営に口を挟んだとか!?


・・・・・・・・・・・・・・んなわけないか。

※これを書いたのは2000年です。また、そろそろ来年あたり福袋を買ってみようかな、と思っています。(2006年記)


詰将棋の駒の一つは、相手の2一香です。