黒、張栩名人・碁聖 対 白、趙治勲NHK杯の対戦。 ずっとどちらが良いのか分からないような碁でした。結果、最後は本当の半目勝負に。 (36・変化図3)シチョウではないので、逃げ出せるということですが、変化図3の白2がもし利けば、スミが大きいということです。但し白2を利かずに逃げる手もあったかもということでした。 (54・変化図2)このハネだけで渡れているということです。一見すると、押さえてコウのように見えますが、この変化図2のようにこれは両コウ。いつまでたっても黒は勝てないということですね。 白58のツケコシは狙いとしてある、と解説で話していたらいきなりいきました。厳しい打ち方です。 白78と80のノゾキは、逆から打つとタケフにつながれてしまうということです。 (167・変化図1)解説では、白1と打って以下変化図のようになるので、黒167とはハネられないと話していたのですが、途中で変化するのでしょうね。本譜のツギとどちらが良かったかは微妙であると。 私は黒が十分に勝っているのかと思って見ていたのですが、左上をセキで計算していませんでした。 結果は、非常に細かく260手まで黒の半目勝ち。張栩名人・碁聖のNHK杯3度目の優勝となりました。 |