黒、井山裕太八段 対 白、柳時熏九段の対局。 非常に難しい戦いの碁。しかし難解ゆえに解説がないと分からない箇所だらけ。解説がいかに重要かを思い知るテレビ放送となりました。 (26・変化図3)打ち込みの良くある変化としてこのような変化がある訳です。そして、この時に、白22がシチョウあたりとして利いてくる訳ですね。本譜は上から当てましたがこれも下から当てられない時の良くある変化。 (34・変化図2)ツケるとどうなるかという事ですが、このように切られてかんばしくないということでした。 (48・変化図1)しっかりツグとどうなるかと言うと、この変化図1のようになって結局後手になる。と言うわけで、実戦黒49のように頑張ったとのこと。 放送は、なんとこの後、52手目からいきなり「放送時間を大きく超えて打たれた為手順のみ」。 そしてその手順は127手まで続きました。 しかも、この後いろいろ解説してくれるならともかく、終局までまったく並べることもなく実戦の盤面を映して感想を述べているだけ。 史上最低の解説となり、(たぶん)面白い碁だったにも関わらずその面白さが分かる為には四・五段以上の力が必要だったようです。 実戦は、290手まで白の3目半勝ちとなりました。 |