ここでは、棋王戦第4局の速報感想を載せていきます。
棋王戦は、1日制の5番勝負です。進行は早いと思いますので、随時アップしていく予定です。
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久保六段が1勝を返した後を受けて、棋王戦第4局が始まりました。 先手が、羽生棋王、後手が久保六段です。 序盤は、予想通りの進行。△9四歩と端を突いた手に羽生棋王は▲9六歩と受けた。急戦、居飛穴、どちらにしても先手なのであまり損にはならない。 久保六段は、当然居飛穴を警戒して、藤井システムの布陣。 これから、羽生棋王が、どのような作戦をとるかが注目される。 (3月19日午前9時40分記) |
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羽生棋王は、居飛穴模様。▲5七銀から▲7七角と上がる。 今、△7一玉▲8八玉に△4五歩と突いたところ。今回の速報には、コメントが入るようで、参考にさせてもらおう。 ここで、△4五歩に井上八段の談として、「この局面では珍しい手。研究の一手か?」とある。久保六段の著作「久保流四間飛車下」には実は似たような局面がある。但し、ここでは、9筋の突き合いもないし、▲2五歩の替わりに▲9八香と上がった局面で、△4五歩と突いているのだ。▲9八香の瞬間に角交換を迫る手は有力で、角の交換は居飛車がまとめるのが難しく、▲6六歩は△3五歩から△4四飛△3四飛を狙いにしていくという訳だ。 但し、左の局面は、似て非なる局面。▲9八香の局面ではないので、角交換して、左美濃に組む指し方などあるので、居飛車側にいろいろ選択権がある。 久保流四間飛車は3年前のものだ。当然この局面は、「研究手順」だろう。 (3月19日午前11時記) |
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左図は、お昼までの局面。 羽生棋王は、角交換せずに、▲6六歩と止める。そして、▲6七金から居飛穴にはせず、▲7八銀と左美濃にした。▲9八香と上がった瞬間に△4五歩なら、ある意味居飛穴を目指さざるを得ないが、この場合は、一手で陣形が整う左美濃の方が良いと判断したようだ。 久保六段は、予定通り、△3五歩から△4四飛。 この後、▲1六歩△3四飛▲2六飛と進めば、互角ながらも、振り飛車党なら申し分ない形だ。だからと言って、いきなり▲6五歩は△同歩でも振り飛車十分だろう。 久保六段の研究が行き届いている感じだ。 (3月19日午後12時半記) |
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いきなり▲6五歩と突きました(^^; そして、△同歩▲4四角△同角に、△7七銀。 普通は、形良く、▲7七桂を考えるのだが、それだと、6六の地点が弱く(△3九角の筋等がある)、将来桂頭も狙われることになる。だから、▲6五歩はないと思ったのだが、やはり3筋に飛車を転回されて、理想型に組まれるのはまずいと言うことなのだろう。▲7七銀は当然ながら好手だ。形にとらわれず、上部に手厚く指す。これで羽生棋王はやれると見ているのか。 しかし、△4四飛と浮けば、ここまでは、読める展開なので、やはりまだ久保六段の研究範囲と自分は見ているが・・・。 これからの久保六段の指し方に注目していきたい。 (午後1時半記) |
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久保六段、△3六歩から△6四角と軽快に攻める。この角を追わないと、飛車を詰められてしまうので、羽生棋王は、▲6六歩から▲6五歩と押さえる。△2八角成以下は必然。そこで、当然▲3七桂と跳ねるものと思っていたら、なんと▲7五歩! これは、さすが、という手だ。この局面なら、一目取られそうな桂をはねて、4五まで活用できれば、まだまだこれから、と考えそうなところだ。だが、相手に桂を渡すと、△7四桂から△6六歩の筋がいつでもあり、これが嫌みになっている。 この▲7五歩は、その嫌みも消し、かつ▲7四歩△同歩▲6四角の攻めも見ている。 後手からは△3九飛を早く打ちたいのだが、▲7四歩も玉のこびんなだけに相当嫌みだ。先ほどまでは振り飛車指せると思っていたが、どちらが良いのか、分からなくなってきた。(一応振り飛車党なので、まだ振り飛車持ちたい気はするが) (午後3時20分記) |
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上図△2九と▲7四歩から羽生棋王の猛攻が開始された。 上図▲7五歩のところで、単に▲3一飛は、簡単に飛車が捕獲されるが、7筋の突き捨てを入れてあるため、様々な手が生じることになった。 ▲3一角から▲6三角成。さらに、▲6四歩。 しかし、久保六段もすごい。こういう受けは、ちょっとでも読み抜けがあると、いっぺんにつぶれてしまうもの。それも羽生棋王の攻めをまともに受けているのだから・・・。 ここは、本来なら、盤に並べてじっくり鑑賞したいところだ。△6二歩と受けた局面、依然均衡を保っているように思う。完全に受けきってしまえば、駒得している久保六段が優勢になるが、まだまだ嫌な筋はたくさんある。どう局面が進むのか予断を許さない。 (午後5時10分記) |
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▲7四銀から▲7三銀成と猛攻継続。 ▲3五金と駒の補充に対し、△同飛と飛車で取るのがプロなら当然な手かもしれないが、うまい。 △3八飛とおろして、先手玉も急に薄い感じになった。 そして、▲6五桂△8二銀に、▲2四歩!? なに?これ?最初は▲7四歩の入力ミスかと思った。これで勝てば、深謀な手渡しだったと言えそうだが。 しかし、当然△7六歩からの攻めが厳しい。 これはさすがに後手良くなったのではないだろうか。 (午後6時記) |
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上図から4四の角を切って、△7六桂▲7七玉△8六金としばった。 次に△7八飛成以下の詰みを見て、非常に厳しい。後手玉は、かな駒、あるいは桂がないと容易に詰まない(と思う)。 そして、△8八金と打ったところ。 ぱっと見、受けが見えない。羽生棋王はどうしのぐのだろうか? 第5局はもうすぐ? (午後6時40分) |
| 上記アップ後確認したら、▲7九金!・・・す、すごい。 これで、8八の金を自動的に7九に移動させたことになる。しかも、▲8五歩でついに金を補充。これで、後手玉も急にあぶなくなった。 いったい、結末は? (午後6時50分記) |
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ものすごいことになってる。 △7一歩と受けたのもしぶどければ、▲8二飛成から、▲3七角もすばらしい。そしてそれに対する△4六飛! もう訳が分からない。・・・左の局面、羽生防衛か? (午後7時記) |
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久保六段投了。左が投了図。 以下は、△8四同歩に、▲8三飛と打てば、△同金▲同桂成△同角▲同金まで1枚多いので簡単だ。▲7二歩成以下は、どう逃げても詰み。 それにしても、▲7九金はすごかった。中盤の▲7五歩とともに、感動ものの一手だった。久保六段も、攻めに受けに見せてくれたが、一歩羽生棋王の懐の深さに届かなかったというところか。 これで、棋王防衛、棋王戦が終わった。 (午後7時10分記) |