ここでは、速報ページとBSを見ながら、感想を入れていきますが、更新予定は、1日目(11月7日)は午前10時過ぎ、午後1時頃、3時〜5時の間、6時過ぎ、2日目(11月8日)は、10時過ぎから終局まで随時更新していく予定です。
また、このページは、2度目以降に見るとき、古い状態のものが呼び出されることが良くあるようなので、念のため、ブラウザの更新ボタンを押してみて下さい。(2001/11/7AM10:00)
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第3局が始まりました。今回は、先手が羽生四冠、後手が藤井竜王です。 戦型は、当然、藤井竜王が四間飛車(藤井システム)、羽生四冠は居飛車。ただ初手、羽生四冠が▲2六歩と突いたのはちょっと驚き。もちろん、振り飛車党に対しては、▲7六歩でもまったく同じになることは予想できるが、BS解説の鈴木六段も言っていたように、「意志を感じる」手だ。 図は10時のBS放送終了局面。今、△3二銀と上がってまだしばらく駒組みが続くが、この局面では、端を羽生四冠が受けているのがポイントだ。前回端の位が最後まで生きたことで今回は受ける作戦だったのかもしれない。今後は、やはり羽生四冠がどうのような戦型にするのかに注目。 (11月7日午前10時10分記) |
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1日目昼までの局面。 羽生四冠は、▲6八銀から▲5七銀左と古来からある最も一般的な急戦を採用した。どうも初手▲2六歩にその意志が感じられたか、藤井竜王も、▲3六歩の前に△6二玉と上がり、急戦に備えた感じだ。 左図はよくある急戦の形に似ているが、藤井竜王が良く見せる△4一金の形を決めない陣形が特徴的。ここから、早仕掛けや、棒銀、4六銀など様々な急戦策が取られるが、それも、1筋の形、4一金の動向、5、6、7筋の歩の位置などにより、採用する戦法が決められる。 藤井システム急戦編の「待ち」に対し、羽生四冠の作戦が興味深い。 (7日午後1時記) |
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3時50分の局面。 細かい折衝が続くかと思われたが、羽生四冠は、比較的すなおに(?)▲4六歩から▲4五歩の早仕掛けを選んだ。 居飛車が先手なので、▲6八金直が入っているが、ほとんど定跡形そのままだ。むろん実戦例も多い。 早仕掛けの定跡から、いつ「新手」が出るか、羽生四冠がどの攻めを選ぶか、興味は尽きない。 まもなくBSが始まるので、次回は、1日目終了してから。 (7日午後4時記) |
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1日目終了局面。 ▲2四歩になんと藤井竜王は、△同歩! BSの解説でも言っていたが、今ではほとんど見ない取り方だ。但し、昔は△同歩が普通だったので、大山の棋譜を並べた藤井竜王にとっては、これも十分にやれるとの読みのはず。 意表をつかれただろう羽生四冠だが、▲4四歩から▲4五歩と一直線の攻めに出た。昔、数多く指された定跡形。図で封じ手は、▲4五同桂か▲3三角成の二つに一つ。ほぼ同じ確率だと思う。 ちなみに、藤井竜王の「四間飛車を指しこなす本1」には、早仕掛けの変化もあるが、1筋が突き合っているのと、振り飛車先手なので△7三桂がはねている。なお、この形はまったくの定跡形なので、実戦例ももちろんある。 個人的に、振り飛車を持って、一番嫌な変化だと思っているのは、▲2三に角を打たれる変化。今では、「やや居飛車指しやすいだろう」と思われていてあまり出てこない△2四同歩の変化で、藤井竜王がどのような指し回しを見せてくれるか2日目が楽しみだ。 (7日午後6時20分記) |
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2日目が始まった。封じ手は、▲4五同桂だった。 左図は、10時のBS放送終了局面だが、なんとその一手しか進んでいない。封じ手が2択で、この局面も2択なのになぜ藤井竜王が考えているのか、ちょっと不思議だ。 図からは、△8八角成▲同玉△4五飛か、単に△4五飛と桂を取るかどちらかしかない。むろんどちらもまだまだ定跡の範囲内。どちらの変化も▲2三角と打たれ、▲3四角成から飛車をいじめられる前に振り飛車が動くという進行になるのだが、やはり藤井竜王の指し手に注目したい。 (8日午前10時10分記) |
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2日目お昼までの局面。 藤井竜王が△2五飛とぶつけて実戦的には未知の局面に入った。とは言え、図の局面は、自分らでも研究に出てくる範囲の手順なので、当然二人とも、嫌と言うほど研究している局面に違いない。 この局面は、個人的には、振り飛車を持って、それほど自信がない(▲4一飛が厳しい)のだが、今実況の控室情報を見たら、振り飛車持ちの感じで載っていたので驚いた。 先手が駒得(今のところは銀桂交換だが、2一の桂が取られると銀得)なので、ゆっくりした展開になれば、居飛車が良くなるが、当面は△7六桂をどうに受けるかだ。午後からぎりぎりの攻防が見られそうだ。 (8日午後1時記) |
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3時40分現在の局面。 一手一手が非常に難しいところで手が進まない。 △8四桂に▲7七金!は、最強の頑張りだ。▲7五銀くらいでも振り飛車大変ではと思ったのだが、以下△7三桂▲8四銀△同歩▲4一飛△7一金▲4四馬△8一金で、居飛車大変(控室情報の鈴木六段)とのことらしい。(しかしこれもありそうだが・・・) 本譜は、△4七歩▲同銀!の交換を入れて、△7三桂。どの手も考えられるが、その組み合わせが非常に難しい。△4七歩には、▲5九銀が形だが、壁になって、端攻め等が気になったか。 控室情報に「先手が形勢不明まで盛り返した」とあるが、個人的には、元々振り飛車がそんなに良いとは思っていなかったのだが・・・。 むろん、まだまだ難しいが。まもなくBS放送。 (8日午後3時50分記) |
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午後6時BS放送終了局面。 羽生四冠の▲4一飛に金を取って、△5一金打!とはじいたのは驚きの一手だ。 さらに▲3五馬から▲5一龍に△7六桂から△3三角とはでな応酬。どちらが読み勝っているのか微妙なところだったが・・・。 △5一角では、▲5一金で相当難しかったらしい(BS富岡七段の話)。 さらに△8四歩!も驚愕の受けだ。△8一桂の受けには、▲7二歩があるらしいが、それでもまだまだ大変そうに見える。 図のように、▲7三桂打とされては受けがさらに難しそう。 羽生四冠優勢、終局は近いか。 (8日午後6時5分記) |
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藤井竜王投了。左図が投了図。 上図より、△7二金と上がり、▲8一金から即詰みになった。最後はいやにあっけなかった感じがするが、▲7三桂打とされては受けがなかったのだろう。 この将棋、▲2四歩を△同歩と取る最近では、ほとんど見られない趣向を藤井竜王が見せて、中盤、難解な形勢が続いたが、▲7七金と力強い受けで、終盤、羽生四冠が読み勝ったという感じがする。 中盤の形勢が実際はどうだったのか、また終盤、もう少し粘る順はなかったのか、週刊将棋を待ちたいと思う。 (8日午後6時20分記) |