ここでは、速報ページとBSを見ながら、感想を入れていきますが、更新予定は、1日目(11月6日)は午前10時過ぎ、午後1時〜3時の間、6時過ぎ、2日目(11月7日)は、10時過ぎから終局まで随時更新していく予定です。
(BS放送は、6日9:00〜10:00、17:00〜18:00、7日9:00〜10:00、16:00〜17:30、21:30〜21:45(予定))
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第1局の指し直し局が始まった。先手が羽生竜王、後手が阿部七段である。 左図は、10時、BS放送終了局面。 初手より、▲7六歩△3四歩▲2六歩△8四歩と横歩取りの出だしから、羽生竜王が▲3四飛と横歩を取り、戦型が決まった。 今、△3三角と上がったので、この後は、後手が8五へ飛車を引く、後手8五飛戦法に進みそうだ。これは、阿部七段のもっとも得意とする戦法でもあるようなので、最新形の熱戦が期待できそうだ。 (6日午前10時15分記) |
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1日目午後2時10分の局面。 横歩取り8五飛戦法においては、一般的に後手が主導権を取りやすいが、序盤のうちは先手にいろいろと選択権がある。 まず、▲8七歩。これを打たずに駒組みを進める方法もあり、その場合は、8五へ飛車を引かず、8四や8二へ引いて戦うことが多い。 そして、図の一手前の▲5八玉。ここも▲6八玉とするかどうかで、攻め筋がまったく変わってくる。 しかし、結局、ここまではもっとも良く出る横歩取り8五飛戦法となった。本格的な戦いは明日からになりそうだ。 (6日午後2時20分記) |
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1日目終了局面。 今日一日は、ゆっくりと手が進んだ。しかし、横歩取りは、一旦戦いに入ると、あっと言う間に激しい終盤戦へ突入するので、これは仕方のないこと。 阿部七段は、△5四歩から△5五歩と中央へ圧力をかけたが、左の封じ手局面までは、先頃行われた竜王戦挑戦者決定三番勝負の第3局と同じだそうだ(BS解説、鈴木七段、北浜六段による)。 もっともその時は、先手が阿部七段だったが、今回は逆であるし、なによりその時は先手で勝っている。 その対局は、ここで△2五歩と打っているが、さて今回はどこで変化をするか、ここからの数手は手が広く勝負所になる。 (6日午後6時20分記) |
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2日目午前10時、BS放送終了局面まで。 封じ手は、前例のある△2五歩だった。これに対して、その三番勝負では▲3六飛と寄り、BS解説の鈴木七段もこの手がもっとも自然だとしてその後の展開を予想していたが、羽生竜王の指した手は、▲4六飛! この飛車は歩越しで、解説では(指す前に)、やや不自然と言っていたが、実際は4三の地点に狙いを定めた好手らしい。そして、一つの狙いとして、▲2三歩△同銀▲2二歩がある(△同金は▲4三飛成、△3一玉は▲7五角)。後手からの動きが難しい。中盤の難所だ。 (7日午前10時30分記) |
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2日目午後2時の局面。 上図より阿部七段は△2三銀と上がった。そうでなくても、▲2三歩と叩く筋があるため、相当に上がりづらいと思っていたが、△2四銀から飛車をいじめる方を選んだ訳だ。 対して、▲2二歩ではなく、▲7五歩と飛車を軽くした。▲2二歩の一変化として午前中のBSでやっていたものに、△2四銀▲2一歩成△3五銀▲3一と△同金▲4三飛成△4二金右(先手無理気味)があった。もちろん仮に▲2二歩でもこうはならないのだろうが、はっきり良くなる訳でもないらしい。 △2四銀に、いきなり▲8六飛とぶつけるのかと思っていたが(そうなると一気に終盤)、羽生竜王は、▲3四歩△同飛に▲8六飛。この方が飛車交換よりいいと言うことなのだろうが、3筋も相当恐い。一旦△8四歩と受けた後、△2八角が残る。もっとも3筋を受けられた後、今度は逆に▲8二角が受からないので、後手も忙しそう。どちらが良いのか依然不明だ(何となく羽生が先手を持っているだけに、先手が良く見えてしまうのだが(^^;)。 (午後2時20分記) |
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2日目午後3時50分の局面。 上図より、阿部七段は、飛車成りを受けずに、△5六歩!攻めに活路を見いだそうとするすごい手だ。対して、飛車成りは当然として、△4五桂に、▲9一龍! これもすごい。玉頭に火がついているのに、何にも受けず、しかも厳しい攻めをする訳でもなく、「攻めて来い!」の▲9一龍。 早指しのNHKを見てたら、こんなの先手つぶれだろ、と思うところだが、何と言っても、先手があの羽生竜王。先手玉はこのままでも余していると見ている?のだろう。 でも自分では、とても先手を持って生きた心地がしない。かと言って、どう(後手が)攻めるのかと言われるとこれも難しいが。 まもなくBS放送が始まるので、その見解を見たい。 (午後4時記) |
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2日目午後5時30分、BS放送終了局面。 5七で精算して△5六歩までは一本道だが、△7四歩が解説にも上らなかった一手。BSの鈴木七段は△6九角で後手も相当なのではないかと言っていたが。 △7四歩に対しては、▲5五歩か▲5二歩かが検討されていた。羽生竜王の指した手は、▲5二歩。この手が利くようなら(△同玉なら)、先手勝ちだ。 よって△5二歩には後手は攻める一手だが、検討されていた△5五銀ではなく、△7三角。しかし、▲5一歩成に△3一玉!当然、△同銀の一手かと思っていたが、この方が受けとしては良いのだろうか? ここでBS放送が終わった。後は一旦龍が逃げた後、先手玉が寄るかどうかと言うことらしいが、検討では、先手が余していると見ているようだ。 5時半の時点で、阿部七段の残り時間がほとんどなく、羽生竜王が1時間弱残していることも大きい。 防衛へ向け、幸先良い一勝となったか。 (午後5時40分記) |
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阿部七段、投了。左図が投了図。(午後6時20分記) 先手玉も形が悪いし、と金が抜けるのですぐには終わらないかと思っていたら、▲2三歩から▲4五桂。指されてみれば当然の手だが、さすが寄せは早かった。 投了図は、後手はどうしようもない。銀が逃げるのは▲3三歩で意味がない。△5五飛と王手桂取りをかけても▲7四玉で、逆に角取りになり、受けると、▲3三桂成が来る。適当な一手すきもかけられないので投了したと言う訳だ。 本譜、やはり「やって来い!」の▲9一龍がすごかった。その後、先手玉には本当に寄りがなかったのかどうか、それを読み切って、▲9一龍と指したのかどうか、その辺りが知りたい。 また、週刊将棋が出た後で、若干追記するかもしれない。 (午後6時40分記) |