ここでは、速報ページとBSを見ながら、感想を入れていきますが、更新予定は、1日目(12月26日)は正午過ぎ、午後6時過ぎ、2日目(12月27日)は、11時過ぎから終局まで随時更新していく予定です。
(BS放送は、今回、1日目(26日)はないようです。2日目(27日)は、16:00〜18:55、00:00〜00:15の予定)
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この第6局は、先手が阿部七段、後手が羽生竜王である。 左図は、1日目お昼までの局面。 初手より、▲7六歩△8四歩▲7八金の出だしから、矢倉戦になった。 今回、1日目のBS放送はないようだが、代わりに2日目夕方には3時間の枠があるようだ。おそらく、この方が、面白い場面を見られるだろう。 さて、先手の阿部七段は、第2局、第4局と同じ進行をたどり、森下システムにした。これに対して、羽生竜王がまたスズメ刺しで対抗するのかどうか。どちらがどこで工夫を見せるか、興味深く追っていきたい。 (12月26日午後1時記) |
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1日目終了局面。 羽生竜王が、△4三金右△6四角から玉の入場を優先させたことで、前2局とは全く違う将棋になった。前2局のスズメ刺しにそれほど成算が持てなかったのかどうか。 対して、阿部七段は、▲5七銀から▲4六銀と攻めの体勢を築く。 今、阿部七段が▲1八香と上がって封じ手になったところだが、この図は、矢倉としては、非常に良く出る局面だ。後手は、すべてが受けの駒(2四銀、5三銀、6四角)となっているので、普通なら先手が攻め、後手が受ける展開になりやすい。ただ、ほんの少しの違いで、攻めが成立したり、切れたりするので、その辺りの見極めと読みの勝負になる。前2局とは立場が逆になり、阿部七段が攻め、羽生竜王が受けることになりそうだ。 (12月26日午後6時20分記) |
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2日目午前11時10分の局面。 封じ手は△9五歩だった。△3三桂のような攻め駒を攻める手とはちょっと趣が違うが、じっと端をのばしておく方が価値が高いと判断した訳だ。 これに対し、いよいよ▲2五桂から▲5五歩と阿部七段が開戦した。 この局面、上でも言ったが、先手の攻め駒は、飛角銀桂(香)と理想的な駒組み。一方後手も、四枚の金銀に角まで受けに使って、全軍で迎え撃つ形。 攻め将棋の人なら先手を持って自信有り、受け将棋の人なら後手を持って自信有り、と言ったところか。 個人的には(受け将棋なので)、先手で攻めきれる自信はないが、谷川王位などの将棋を見ていると、よくこんな細い攻めがつながる、と言う場面もよくあるので、実際はもちろん難しい(互角の)局面なのだろう。 (12月27日午前11時20分記) |
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2日目午後3時の局面。 上図より、△4五歩▲同銀△5五角に、じっと▲4六歩。後手の角には成られても(△1九角成)、▲4六角のぶっつけがあるので、▲1五歩や▲3五歩からバンバン行くのかな、と思っていたが、阿部七段は力をためた。 後手としても、▲6六銀からさらに力をためられて、ゆっくりした攻めを間に合わされてはたまらないので、今△8六歩の突き捨てを入れ、△5五歩と銀ばさみを図ったところだ(次に△4四歩)。 このまま、△4四歩で単に銀を取られてはそれまでとなってしまうので、先手は動く一手だが、先手が攻め、後手が受けきる展開ではなくなった。先手の▲7七銀が攻めに参加することで、攻めが厚くなり、切れる事がなくなったが、代わりに自陣が薄くなった。したがって、これからは壮絶な攻め合いになりそうな予感。 (12月27日午後3時10分記) |
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2日目午後5時の局面。 4時からBSが始まり、現在解説中(解説は深浦七段)。 4五の銀を犠牲に▲7七角から攻めの体勢を立てる阿部七段。単に▲4五歩と取ったのには驚きだったが、▲6四銀では悪そうなので仕方ない(あるいはこれでもやれる?)ところか。 そして、▲4四銀の突進に、羽生竜王も△4七銀から△5六桂の反撃。攻め合いになった。 たった今、BSで、中原永世十段と深浦七段の解説中。言い回しの感じでは、さすがに飛得なので、後手持ちと言ったところ。 (27日午後5時10分記) |
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2日目午後5時30分の局面。 この次の一手(△5五飛成)まで進んでいる。現在BSで、森九段と青野九段が解説中。実は、左の局面では、△4四同銀と取って、以下いろいろな変化はあるものの、僅かながら、羽生竜王が残しているのでは、と言う解説が先ほどまでなされていたのだが。 しかし、△5五飛成以下、▲4三金△2二玉▲3二金打△同飛▲同金△同玉▲7二飛から▲7三飛成と元の角を抜く手があり、現在検討、解説中。 聞いている限り、結構難解。△4四銀に何か嫌な変化があったのか、あるいは△5五飛成で残していると読んでいるのか。 (27日午後5時40分記) |
| 現在、上図より△5五飛成▲4三金△2二玉▲5二歩まで。BS解説で、森九段が、「▲5二歩は悪手。もう終わっている。」との明確な発言。 つまり、その前の時点で、▲5二歩を打たずに▲3二金打でも△1三玉でかなり難解だったために出た発言。 (解説が)明快で面白い。 (27日午後6時記) |
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午後6時30分の局面。 羽生竜王、勝ちを読み切ったか。攻めの△6六桂。 終局間近。 (27日午後6時35分記) |
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阿部七段投了。左図が投了図。(午後7時) BS放送中にぎりぎり入りきった。羽生竜王の△1三玉は、「絶対に負けません!」の一手で驚き(受け将棋の人なら一目ではあるのだが)。 左図は、後手玉が寄らない上、このままで先手玉は一手すき(△8六飛から)なので投了もやむなし。 全体を振り返ると、やはり銀損の攻めが成立していたのかどうかが問題だ。△6八桂成(72手目)と単純に飛車得になってからは、少しずつ後手が残している感じに見えたが。 いずれにしても、これで来年の最終第7局にもつれ込むことになった。 (27日午後7時20分記) |