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2011年12月分のやさしい「実戦の詰み」解答


第652問

1二龍・同玉・1四香・1三桂・2一銀・1一玉・1三香不成まで7手詰。

2二銀はもちろん2二龍でも、とにかく下から追い出すのは、上部に止める駒がなく詰まない。
1二龍と龍を捨てて上部脱出を防ぐ一手。これに2四玉なら2六香から3三銀。1二同玉と取らせれば、香打ちから銀で詰みとなる。

第653問

3二角成・2四玉・3五銀・同玉・2六銀・3四玉・3五金まで7手詰。

2五の地点で精算しても数が足りない。と言うことで初手は3二角成と金を取る。2四玉に3五銀と捨て2六銀と打つのが好手順。3手目2三馬では、3五から4四へ逃げられ捕まらない。3二の馬を動かさないのが正解となる。

第654問

3三金・1三玉・1四歩・同玉・2三銀・1三玉・1四香まで7手詰。

時に3二成香という手が決め手になることもあるが、ここでは持ち駒を打っていくだけ。
3三金と平凡に打ち、1三玉には手筋の1四歩。実戦では頻繁にこのような玉頭の歩で詰むことが多いので覚えておきたい。

第655問

7二と・同玉・8二飛成・同玉・8三銀・7一玉・7二金まで7手詰。

6三の金はいつでも取れるが、これを取ると詰まない。三手目の飛車成りが豪快な手筋。金二枚、あるいはこの局面のように金銀二枚持っている時に良く出る手筋。持ち駒の飛車を8二へ打つ形も同じなのでこれも覚えておきたい。

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