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2005年8月分の「やさしい3手詰」解答


第274問

2三飛成・同玉・3二飛成まで3手詰。

3二飛成と王手するのは、香や桂合いなら2一龍以下詰むが、2二金と合駒されて詰まない。また1三飛成から3三飛成も僅かに駒が足りない。
そこで2三飛成と軽く成り捨てるのが妙手。同玉の一手に3二飛成と成れば詰んでいる。

第275問

2四龍・同銀・2三金打まで3手詰。

2三金と銀を取ってしまうのは、同玉・2四銀・1二玉・2三金・2一玉で僅かに届かない。また、2四金打という数の攻めも同じように2一まで逃げられてしまう。
金を温存して単に2四龍が正解。これなら2二玉には2三龍まで、同銀には2三金打までで逃げられない。

第276問

1四飛・同香・1三銀打まで3手詰。

3三銀打は、同金とされ2五飛にも3四玉から4筋へ逃げられてしまう。また、それ以外の銀打ちもすべて取られた後詰まない。
1四飛と捨てるのが好手。同玉なら1五銀まで。同香には1三銀打までで詰みとなる。

第277問

3三龍・同玉・3二銀成まで3手詰。

狭い玉で簡単に詰みそうだが、3二とは同飛・同銀成・同玉で、また3二銀成は1二玉で僅かに詰まない。
ここは3三龍と捨てるのが妙手。1三玉には2四金までで詰み。同玉と取る手には3二銀成と成り返れば詰みとなる。

第278問

2二龍・同銀・2四金まで3手詰。

2三金は1四玉で、2四金は同銀で、また2三銀成は同玉でいずれも詰まない。
初手2二龍と捨てるのが詰将棋に出てくる手筋。1四玉なら2三龍まで、同玉なら2三金の頭金まで、同銀なら図のように2四金で詰む。

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