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2006年2月分の「やさしい3手詰」解答


第301問

1一角・同金・2三金まで3手詰。

実戦なら4四から角を打ち上部脱出を阻止する手も有力だが、詰将棋では合駒されて詰まない。
そこで1一角とこちらから打つ手が手筋。同玉なら2一金まで、1三玉でも1四金まで、同金には2三金と頭金で詰みとなる。

第302問

3三飛成・同桂・2一金まで3手詰。

3三金と打つ数の攻めは同桂なら同飛成でうまいが、1一玉で足りない。また3三桂成は同桂・2一金に今度は1三玉と上がられてしまう。
そこで3三飛成が好手。1一玉なら2二金まで。同桂には2一金と打てば、1三へ逃げられないので詰んでいる。

第303問

3三飛成・同玉・2三角成まで3手詰。

2三歩成や飛成、角成などいずれも3一玉と落ちられて、何も持ち駒がないため、僅かに足りない。
ここは、3一へ落ちさせない3三飛成が好手。1一玉なら1三龍と戻って詰み、同玉には2三角成と成って詰みだ。

第304問

2二金・同玉・4二飛成まで3手詰。

3四飛は4一玉と4筋へ、4二から金を打つのは以下2二玉・4三飛成・5五歩となりさらに2三銀成や3二龍など追撃できるが打ち歩詰めになってあと一歩及ばない。
正解は2二金とこちらから捨てる手。同玉の一手に4二飛成と両王手をすれば詰みとなる。

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