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2006年3月分の「やさしい3手詰」解答


第305問

4一龍・同金・3三桂まで3手詰。

初手1三桂は同香、3三桂は同金で4一龍には飛車で取られてしまう。また3一歩成は同玉でやはり足りない。
そこで初手4一龍と捨てるのが好手。同金と取る一手に、今度は3三への利きが消えたので3三桂を打てると言う訳だ。

第306問

1四飛・同玉・1五飛まで3手詰。

1四に飛車を打つのは、2二玉と下がられ4二飛成でも合駒され、以下王手は続くが詰まない。
初手1四飛と捨てる手が好手。2二玉と下がるのは、1二飛と今度は打って詰む。1四同玉には遠く角が利いているので1五飛と打てば詰みになる。

第307問

3二角成・同金左・2一金まで3手詰。

初手3二桂成は同金右と4二の空間を開けられてしまい、3二金から精算するのも、金が動いた後に逃げ道が開いてしまうので詰まない。
そこで3二角成と単に角を捨てるのが好手。桂の利きがあるため玉では取れず、同金右なら4一金と打てば詰み、左なら2一へ金を打てば詰みになる。

第308問

3三飛・同玉・3四金まで3手詰。

初手3四金は1二玉で以下2二飛から精算する手や1三角成など王手は続くが詰まない。
3三飛と腹から飛車を捨てる手が好手。1二玉には1三飛成までの詰みを見ており、同金には2二金と下から打てば詰み、同玉には3四金の頭金で詰みとなる。

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