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2006年12月分の「やさしい3手詰」解答


第344問

1一飛成・同馬・2四とまで3手詰。

3三の馬が強力なので、この馬を動かすしかないが、4四飛成と成り返るのは、4四への合駒なら同龍があるが、3四歩と合駒され、同龍には同馬で馬の強力さは変わらない。
1一飛成・同馬とここまで馬を移動させるのが正解で、これなら2四とで詰みとなる。

第345問

1三角・同桂・2一金まで3手詰。

2二玉から上部脱出を阻止するには1三角よりなく、これが手筋と言うもの。
しかし、同桂の他、2二への合駒、2二金の移動合いと三種類の受けを全て読む必要がある。まず2二への合駒はその種類に関係なく4一金まで、2二金の移動合いは4二金までとなり、同桂も図のように2一金で詰みとなる。

第346問

2二飛成・同玉・3二馬まで3手詰。

初手4三や3二へ飛車が成るのは、2四へ逃げられた後、後続手がない。また、4三角成は2四玉・2二飛成と王手は続くが2三歩と合駒され届かない。
2二飛成がその2四へ逃がさない手筋の飛車捨て。3四玉なら4三角成までの詰み。同玉と取らせて3二馬と入れば詰んでいる。

第347問

3四馬・同歩・2三飛成まで3手詰。

2三銀成や2一銀不成は同玉で、大駒二枚では詰まない。また、4五馬と引くのは1五の飛車が利いているので注意。
そこで3四馬と歩頭に寄るのが好手。1三や2二へ逃げても2三馬まで。3四同歩と馬を取ると、飛車の利きが通り、2三飛成までとなる。

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