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2007年4月分の「やさしい3手詰」解答


第361問

1三金・同玉・1四飛まで3手詰。

2二馬と金を取るのは、馬の守備力が強すぎる。また1四飛と打ち、合駒に精算するのも、金の他に持ち駒が桂や歩になってしまう為足りない。
そこで1三金と捨てるのが手筋。「金は斜めに誘え」で、同金なら2二飛まで、同玉とつり出せば1四飛で詰みとなる。

第362問

1四銀成・同玉・2四飛成まで3手詰。

最初から1四銀成とした人にはやさしすぎたかもしれない。しかし、1二銀成も詰将棋に良く出る手筋。同香や同龍なら2四飛成までだが、1二銀成には同玉がある。
1四銀成に1二玉は2三飛成まで。こちらもきちんと詰ませておく必要がある。

第363問

2二飛・同銀・1四金まで3手詰。

初手1四金は同銀で、また3三飛や3三金は2四玉から五段目への脱出が止まらない。
ここへ逃がさない唯一の手は2二飛。玉か銀かで取るしかないが、同玉は3三金とここに打って詰み。同銀は今度こそ1四の地点に利きがなくなった為1四金で詰みとなる。

第364問

3一飛成・同玉・2一金まで3手詰。

2一飛成は3三玉から4四玉が止まらない。また2三金・同金を決めるのは手筋だが、それから2一飛成でもやはり止まらない。
3一飛成とここへ捨てるのが妙手。1二玉は1三金の頭金、3三玉には4三金とここへ打てば詰みになる。同玉には図のように2一金まで。

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