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2007年10月分の「やさしい3手詰」解答


第387問

1二金・同香・2一とまで3手詰。

初手2一馬は3三玉で、2一とは1二玉で詰まないが、3三金・同馬・2一馬というのは勝手読み。3三金には3一玉とと金を取られ詰まない。
正解は1二金で、これに同玉は2一馬で、同銀は3二馬で詰み。図のように香で取るのは2一とまでの詰みとなる。

第388問

3一角・同飛・2四銀直まで3手詰。

2四角とか3四角とか上から打つのは、2三玉で、以下(3四角の場合)2四銀直と王手しても3四玉と逃げられる。
3一角と下から王手するのがうまい手で、2四玉には2四銀引成と3三の銀を引けば詰みとなり、同飛や2二へ合駒するのは2四銀直と2五の銀を立てば詰みとなる。

第389問

2三龍・同玉・3四角まで3手詰。

2三角や3四角など初手角を打つのは、2一玉と下がられ3一の銀も取られる為、全然詰まない。
そこで2三龍が2一からの逃走を防ぐ唯一の手段。同玉と取る一手に3四角と打てば詰みになる。なお4五角など遠くから打っても合駒は利かないのでそれでも正解。

第390問

1三飛・同玉・2三馬まで3手詰。

初手2三馬は2五から脱出されるので、2三銀不成と指したいが、1三玉で、以下飛車を1二、1四どちらへ打っても僅かに足りない。
初手に1三飛と打つのが妙手。取る一手だが、同香は1三の地点がふさがったので2三銀不成で詰み。同玉は2三馬で詰みとなる。

第391問

2二龍・同玉・1二金まで3手詰。

初手1二金は1四玉で、1二銀成は同玉で後続がない。また、2四金・同金・3三龍なら脱出は出来ないが、2三に合駒されて駒がない。
金を温存したまま2二龍と捨てるのが詰将棋の手筋。1四玉には1五金を用意し、同玉には1二金で詰みとなる。

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