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2007年11月分の「やさしい3手詰」解答


第392問

3三飛成・同桂・3五桂まで3手詰。

初手3四銀成は3二玉から逃げられる。3五に持ち駒の桂を打てれば詰むと言うことで、この飛車を捨てるのが詰将棋の手筋。但し、3二飛成とここで捨てると同飛となり、3五桂にも同飛と取られて失敗する。
正解は3三飛成と桂の利きに捨てる手で、これなら同桂の一手に3五桂と打って詰みとなる。

第393問

1二飛成・3三玉・4四金まで3手詰。

まず、1四からの脱出を防がなければならないが、1三金は3三玉と角を取られて困る。2四角成・同玉・2五金なら脱出はできないが、駒不足で捕まらない。
ここでは、1二飛成が手筋。同玉は1三金まで、3四玉には4四角成があり、3三玉と角を取っても4四金までだ。

第394問

3三角成・同玉・4三飛まで3手詰。

初手2四銀と出るのは、1四玉と上がられて詰まない。また、2四飛は1二玉で、4三から飛車を打つのは、3三桂打と合駒されて詰まない。
正解は、単に3三角成と捨てる手。これに同桂は香が利いてくるので1三飛でも2四飛でも詰み、同玉には4三飛と打てば詰みとなる。

第395問

2二銀・2四玉・1四飛まで3手詰。

初手1四銀は2四玉で、1四飛は2二玉・2三銀・3三玉で捕まらない。また、1二飛は2四玉・1四飛成・3三玉だ。
そこで2二銀とこちらから捨てるのが好手。同玉は、2三飛で詰み。同銀や同角は逃げ道がふさがる為、1四飛で詰み。2四玉と上に脱出しようとしても1四飛で詰みとなる。

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