将棋タウン(ホーム)へ/やさしい3手詰表紙へ

2010年5月分の「やさしい3手詰」解答


第522問

3三馬・同金・1二龍まで3手詰。

3二龍と切るのは、1四玉なら3四龍だが、同玉・3三金(4三金)に4一玉と下に落ちられて足りない。
そこで3三馬と入って王手するのが好手。1四玉と上部へ逃げようとしても2四馬までの詰みとなり、同金と取るのは龍の利きが通ってくるので、1二龍までの詰みとなる。

第523問

1三角成・同歩・2二金まで3手詰。

初手2四金と頭から打つのは3二玉で3三金と金が入っても同桂と桂が利いている為詰まない。
最初に1三角成と捨てるのが詰将棋の手筋。3二玉には4二金で詰むし、同玉には1四金又は2四金で詰み。
1三角成に同歩や同桂は2二金と下からの尻金で詰みとなる。

第524問

3一角成・同飛・1二金まで3手詰。

初手1二金は同飛と取られて詰まないので、初手は角を成る一手。しかし、3五角成とこちらに成るのは、2四へ合駒されても2二へ落ちられても詰まない。
正解は3一角成とこちらに成る手。同飛なら1二金であるし、2二へ合駒しても同じく1二金までの詰み。

第525問

4四金・同玉・3三角成まで3手詰。

3三金と打つのは同金なら詰むが、4四玉と寄られ、以下4三龍に5五玉で脱出されてしまう。
4四金と逃げられそうなこちらから打つのが正解。同金なら3三龍で、2三玉なら4三龍で詰み。同玉と取って逃げられそうだが、3三角成と成ればこの瞬間に詰んでいる。

問題へ戻る

将棋タウン(ホーム)へ/やさしい3手詰表紙へ