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2010年6月分の「やさしい3手詰」解答


第526問

1四角・同飛・2一飛成まで3手詰。

2一角は2二玉と寄られ後続がなく、4一角は2二玉なら2三角成・同飛・2一飛成だが、今度は3一玉と落ちられ、開き王手には飛車を取られてしまう為詰まない。
正解は1四から角を打つ手。2二玉、2三合駒、1四同飛などどう応じても2一飛成までの詰みとなる。

第527問

2三飛成・同角・3三桂まで3手詰。

初手1三桂は同香で、3一飛成は同玉・4三桂に4一玉で捕まらない。
3三の地点に桂を打てれば詰みということで、この飛車を捨てるのが手筋となる。但し、3二飛成と捨てるのは同角なら3三桂だが、同銀と取られると3三に利いてきてしまう。正解は2三飛成で、これなら合駒しても取っても桂打ちまで。

第528問

2四馬・同玉・3四金まで3手詰。

まず3四金の頭金は、4二玉と下がられ、2四馬も5二玉で脱出される。また、初手2二馬の王手もやはり4二玉から5筋に逃げられて捕まらない。
正解は、2四馬と最初に馬を捨てる手。これに4三玉は5三金までの詰み。2四同玉と取っても3四金までの詰みとなる。

第529問

1四銀・同玉・2四銀成まで3手詰。

持ち駒が銀なので、2四銀と出たり、打ったりしても1四玉で詰まない。また、2四銀成と3三の銀が成るのは、1二玉でやはり持ち駒が銀なので捕まらない。
正解は1四銀とここから打つ手。1二玉には2二とがあるので、同玉と取るが、それから2四銀成と成れば詰み。

第530問

3四角成・同玉・1四龍まで3手詰。

初手2一龍と寄って王手するのは、2二へ合駒され、3二角成と成っても、3四玉と上がられ詰まない。また、単に3二角成は同玉と取られてしまう。
最初に3四角成とこちらに捨てるのが好手。3二玉と逃げるのは、2四桂までの詰み。同玉と取っても、1四龍と引けば合駒利かずで詰みとなる。

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