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2010年9月分の「やさしい3手詰」解答


第540問

3四馬・同玉・3五金まで3手詰。

3三馬では2五玉で上部脱出が止まらず、3五馬は1五玉の後、2六金と打ちたいが2三に香がいて同香と取られてしまう。
そこで、3四馬と利きのない所に一つ寄るのが好手。1三玉には1二金、1五玉には1六金で詰むし、同玉と取っても3五金までの詰みとなる。

第541問

1四金・同玉・1五銀まで3手詰。

金銀のどちらかで王手するしかないが、すべての場所に銀か香が利いている。その為、その利きを制限することが必要。
それが初手1四金とこの地点に金を打つ手。同香なら1三銀と下から打って詰み。同玉なら1五銀と上から打って詰むという訳。

第542問

3三銀成・同玉・4三飛まで3手詰。

1三飛は同桂、4三飛から左に飛車を打つのは3三に桂か香を合駒されて詰まない。
そこで、単に3三銀成とこの地点に銀を成り捨てるのが好手。取るしかないが、同桂なら1三への利きが消える為、1三飛で詰み。同玉と取るのは4三飛と打てば詰みになる。

第543問

3四金・同馬・3六桂まで3手詰。

初手3六桂は同馬で、3五金は、同馬・同角に2五玉でも3四玉でも詰まない。また、単に4四飛は3四へ合駒されてしまう。
そこで初手3四金と最初に金を打つのが好手。同玉には4四飛までの詰み。同馬と取っても、3六桂と打てば逃げられるところはない。

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