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2010年11月分の「やさしい3手詰」解答


第548問

2三金・同香・3三馬引まで3手詰。

3四金も3三馬も2五玉と桂を取られながら上部へ出られると捕まらない。この桂は4三馬の利きだけなのでこれを外してはならない。
そこで初手は2三金と香の頭に捨てる。この手が好手で、同玉には3三馬と寄れば詰みになり、同香と取った時に、1一の馬で3三馬引と引くことによって詰みとなる。

第549問

2四飛・同玉・3四銀成まで3手詰。

初手1三飛は目に付くが、2二玉・1二飛成・3一玉と落ちられて僅かに詰まない。また3四銀成も二段目に落ちられ同じように詰まない。
そこで初めに2四飛とここに捨てるのが好手。逃げる場所はないので同玉と取る一手だが、2四に呼び込んでおいてから3四銀成と成り返れば詰みとなる。

第550問

3二龍・同角・3四桂まで3手詰。

3四の龍がじゃまでこの駒がいなければ3四桂まで。と言うことで、この駒を捨てることを考える。
まず2三桂成や2三龍は同角と取られ3四の地点に利いてきてしまい失敗。3三龍は同桂で、3四桂には2一玉と下がられてあと一枚足りない。という訳で3二龍と捨てるのが正解となる。

第551問

1三角成・同玉・1四香まで3手詰。

初手1三香とか1四香と打つのは、2一玉と下がられ、4三馬には同桂と桂が利いていて詰まないし、1一香成・同玉は駒が足りない。
そこで1三角成とこの地点に角を捨てるのが手筋。2一玉には2二馬までで詰み。1三同玉と取っても1四香と打てばこの局面で詰み。

第552問

3三飛成・同飛・3二角成まで3手詰。

初手2五角は2三玉と寄られ、3四飛成も2二玉で今一歩届かない。飛車がじゃまなので、これを捨てたいが、1二飛成と捨てるのは、同玉で、3二角成にも1三歩と合駒が利いてしまう。
正解は3三飛成。これなら同飛、同桂とどちらで取っても3二角成までの詰みとなる。

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