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2011年3月分の「やさしい3手詰」解答


第565問

2一龍・同馬・3三金まで3手詰。

2四金と打つのは、3二玉と下がられ、3三歩成・同馬・同金・同玉となった局面は角一枚となってしまいこれは詰まない。
馬の筋に2一龍と下から王手するのが妙手。合駒は2四金、3四玉は2四龍なので同馬と取るが、今度は3三に利きがなくなる為、3三金で詰みとなる。

第566問

1四飛・同角・2四銀まで3手詰。

2四馬は2二玉と引かれてしまうので、2四銀と出たいが、1四玉と上がられ、2五からの脱出が止まらない。
初手1四飛と角の利きがあってもここから飛車を打つのが好手。同玉なら2四馬と引いて詰み。同角なら今度はこの地点がふさがっている為2四銀で詰みとなる。

第567問

2二飛成・同玉・3一角成まで3手詰。

角を成って王手したいが、3一角成と王手しても、3五角成と王手しても、2二あるいは2四に歩を合駒されて詰まない。
初手2二飛成が妙手。同銀と取らせれば2四への利きがなくなる為、3五角成で(合駒利かずの)詰み。同玉と取れば今度は3一角成と成って詰むという訳だ。

第568問

2四金・同玉・2五銀まで3手詰。

2五金は同香・2三銀打に2四玉と逃げられる。また、2三銀打や2五銀打はやはり同香で後続がない。
2四金とこの地点に金を打つのが手筋。同香と取るのは今度は2四の地点がふさがっている為2三銀打で詰み。同角とどちらの角で取っても玉で取っても香の利きが消える為、2五銀で詰む。

第569問

3三角・同玉・3二金まで3手詰。

初手3二金と打つのは、1一玉で、2一には飛車が利いているし、2二角・同金・同金と精算するのは、同玉の後、駒が一枚足りない。
そこで初手3三角と角を捨てるのが手筋。3一玉は3二金の頭金なので、同玉と取るが、やはり3二金と打てばこの尻金で詰んでいる。

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