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2012年1月分の「やさしい3手詰」解答


第609問

3二金・同銀左・2四金まで3手詰。

初手2四金も4四金も同銀で、また4二角成は3四玉で後続がない。
そこでまず3二金とここに捨てるのが好手になる。同玉は4二角成までの詰み。同銀右と4三の銀で取るのは4四金と打って詰み。3四玉と上がっても3五金で詰み。3二銀左と取るのは図のように2四金で詰みとなる。

第610問

3二飛・同玉・4二金まで3手詰。

5一飛は4一歩、4二金は同飛で以下王手は続くが詰まない。
このような時は、駒の利きの焦点に打つのが手筋となる。そこでここでは3二飛がその手筋の一着。同飛なら2一金、同角なら4二金、同金なら4一金の詰み。同玉と玉で取っても4二金で詰みとなる。

第611問

3三角成・同桂・1五桂まで3手詰。

5三飛成の王手は合駒されても逃げられても詰まず、3四金とこの金を出て王手するのは1四玉とこちらへ逃げられてしまう。
そこで3三角成の王手が手筋。桂の打ち場所を作る捨て駒で、同玉なら桂を使わず3四金と出て詰み。同桂と取らせて1五桂と打つ。

第612問

2二桂成・同玉・2三飛まで3手詰。

初手3一飛は同飛・同と・同玉で、また2三飛と上から打つのも、2二歩と合駒され、同桂成・同飛・同飛成・同玉で、一枚足りない。
そこで最初に2二桂成と成り捨てるのが軽手。同飛なら3一飛と打って詰み。同玉なら図のように2三飛と打って詰みとなる。

第613問

1三銀成・同玉・2五桂まで3手詰。

初手3六桂の王手は、2五玉から3六玉と逃げられてしまう。
そこで開き王手だが、1一や3一だと2三に合駒され後続がない。なので1三に銀を動かすが、ここで成るのが読みの入った一手。1三銀不成と両王手するのは3三玉で逃げられる。成りなら3三玉には2三龍があるということ。

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