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2012年2月分の「やさしい3手詰」解答


第614問

1二銀・同玉・2二金まで3手詰。

まず2四や3四など上から打つのは同金と取られてしまい失敗。と言って最初に2二金と打つと、1四玉と上がられ2五銀には1五玉で捕まらない。
こういう場合は、金を残して1二銀が手筋。1四玉には2五金打、3二玉には4二金で、1二銀を同玉と取っても2二金までの詰みとなる。

第615問

2二飛成・同銀・2四金まで3手詰。

初手1四金は同馬で、2三への打ち込みは相手もたくさん利いていて詰まない。
そこで金を温存して2二飛成と飛び込むのが好手。1四玉は2四龍と引けるので、取るしかないが、同銀でも同馬でもこの地点がふさがるので2四金で詰みとなる。

第616問

2二角・同玉・1二金まで3手詰。

初手1二金と打つのでは、初心者と言わざるを得ない。実戦でも詰将棋 でも基本は金を温存する。
と言っても最初に3五角と打つのは2四へ合駒されて詰まない。ここでは2二角が手筋。1四玉なら1五金まで、同金には2四金まで。同玉と取るのは図のように1二金で詰み。

第617問

2二飛成・同玉・3一角まで3手詰。

初手3一角や3五角など角を王手で打つのは、いずれも合駒されて詰まない。
その角を温存したまま2二飛成とここへ捨てるのが好手。取るしかないが、同銀なら2四角まで、同玉なら3一角までの詰みとなる。

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