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2012年7月分の「やさしい3手詰」解答


第635問

2三飛成・同角・2二銀まで3手詰。

2四銀とここから王手するのは、同桂・同飛成・同金と相手の方が利きは多い。
そこで2四ではなく、2三飛成とこの地点に飛車を捨てるのが好手。同角と取らせ、この飛車がいなくなれば2二銀で詰みとなる。

第636問

2三飛・同銀・4四金まで3手詰。

初手4四金は2三玉で、飛車一枚では捕まえられない。また、4三飛は手筋だが同銀で詰まない。
2三飛とこちらから焦点に打つのが手筋。同玉なら2四金まで。同香や同銀と取ると、この地点が埋まるので、4四金で詰みとなる。

第637問

3三飛・同玉・3二角成まで3手詰。

初手3二角成と成るのは自然だが、1二でも1三でも隅に逃げられると1四銀が良く利いていて詰まない。
そこで最初に3三飛とここから飛車を打つのが手筋。5三より左では4三歩と止められてしまう。3三同玉に3二角成まで。

第638問

3四角・同玉・3二飛成まで3手詰。

2二角成は3四玉で、2二飛成は1四玉で以下王手は続くがいずれも詰まない。
3四角とこちらから捨てるのが妙手。この角は取る以外にないが、同銀とどちらの銀で取ってもこの地点がふさがるので2二角成までの詰みとなる。

第639問

1一飛・同銀・4二金まで3手詰。

4二金・2一玉・3二金は同玉で、また5一飛は4一歩でいずれも王手は続くが詰まない。
1一飛とこちらから打つ手が2四香に活を入れた好手。合駒も同銀と取っても香が良く通って4二金までの詰みとなる。

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