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2013年1月分の「やさしい3手詰」解答


第661問

3二飛成・同玉・2二金まで3手詰。

1一金と開き王手を狙うのは、2二玉と立たれて足りない。そこで3三の飛車を消すのだが、3一飛成や2三飛成は取られた後、その駒が利いてきてしまう。正解は3二飛成とこの地点で捨てる手。これなら銀でも玉でも2二金の詰みとなる。

第662問

4一角・3二銀(合駒)・1三金まで3手詰。

初手1四角と打ってしまうと、2二玉で以下2三金も1二金も僅かに詰まない。
4一角と逃げ道から打つのが好手。詰将棋と言えるようなものではないが、実戦的な詰み手筋だ。

第663問

4二龍・同銀・2三香まで3手詰。

初手2三香と打ってしまうのは、3二玉と寄られ、2一龍の王手にも4二玉で脱出されてしまう。
その4二へ龍を引いて王手するのが好手。同銀とさせることで飛車の利きを通す。3二へ合駒しても2三香までだ。

第664問

2二飛・同金・3四馬まで3手詰。

単に3四馬と寄るのは、2二玉で全然詰まない。そこで飛車打ちだが、2四飛と上から打つのは、取ってくれれば3四馬で詰むが1二玉と下がられると3四馬に2三歩で詰まない。2二飛と下から打つのが正解でこれなら同金に3四馬まで。

第665問

3一角・同玉・3二金まで3手詰。

初手3二金と打ってしまうのは1三玉と上がられて失敗。また4四角も1三玉もしくは合駒されて詰まない。
ここは実戦でも頻出する3一角が手筋というもの。1一玉には2二金で、3三玉なら3四金で、同玉には3二金の頭金で詰みとなる。

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