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2004年8月分の「やさしい5手詰」解答


第31問

3一飛・同玉・4二金・2二玉・1二歩成まで5手詰。

6一飛とこちらから打つのは合駒されて届かないし、先に5二金は同馬で5三の地点が開いてしまう。3一飛に同馬は5二金なので同玉だが、ここであわてて2一飛成は4二玉から5二玉だ。2一飛成を含みにして先に4二金と打っておくのが正解となる。

第32問

2三金・同銀・3一飛・同銀・4三金まで5手詰。

3一飛は詰将棋に慣れていれば一目だろうが、いきなり打つと、同玉と取られ4一金・3二玉・4二金・3三玉と脱出される。そこで、2三金が事前の工夫。同銀とさせておくことで、3一飛・同玉には2二金を用意した。

第33問

3二飛・2三玉・1二飛成・同銀・3二角成まで5手詰。

1三飛は2三歩と合駒され後続がない。まず、3二飛と数で攻める。同銀は同馬、4三玉は5三歩成までなので、2三玉と逃げるが、そこで1二飛成が妙手。3三玉と戻れば4二馬まで、同銀とこちらに銀を誘えば角が成って詰みとなる。

第34問

1三桂成・同玉・3一角成・同金・2三金まで5手詰。

3三桂成と踏み込むのは数が足りない。1三桂成が軽手。同香なら1二金までなので、同玉だが、そこで3一角成が好手。同金は2三金まで、2二へ何を合駒しても2四金までとなる。

第35問

2二歩成・同馬・3一飛・同馬・2三金まで5手詰。

1二飛や5二飛、あるいは金打ちでは上部に脱出される。2三の歩がじゃま駒なので2二歩成が筋だ。3三玉には2三飛があるので、同馬だが、そこで3一飛が妙手。同馬には2三金、同玉なら4二金で詰みとなる。

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