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2006年3月分の「やさしい5手詰」解答


第114問

3一角・同玉・3二歩成・同馬・2一飛まで5手詰。

2一飛は同馬で、3二歩成も同馬と近づけてしまうと詰まなくなってしまう。
初手は3一角と下段に落とし、同玉とさせておいての3二歩成が好手順。同馬の一手に2一飛と打てば、香が良く利いていて詰んでいる。

第115問

2二角・同玉・1三飛成・同玉・2三角成まで5手詰。

4四へ出られてはダメだが、上から打つのは5三香が利いていて打てない。そこで初手は2二角の一手。同玉に慌てて2三角成と成ってしまうと1一玉で一枚足りなくなってしまう。これを解決するのが1三飛成。同玉の一手に角成までだ。

第116問

4一角・2一玉・2三飛・同角・2二金まで5手詰。

2三へ上がられてはダメなので初手は4一から角を打つ一手。2一玉に2三飛が焦点へ駒を捨てる妙手。同飛は3二へ金を打てば詰み、同桂や同角は2二への飛車の利きが消えるので、2二金と打てば詰みになる。

第117問

3三金・同桂・3四桂・1二玉・2一銀まで5手詰。

初手3三金と金から捨てる手がちょっと見えづらい。1二玉には手筋の2四桂がある。
これは実戦からだが、実際には余分な駒があり、△6五の飛車を取った手が詰めろ逃れの(さらにやさしい)詰めろだった為、四段でも詰めなかった。

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