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2007年1月分の「やさしい5手詰」解答


第157問

1一飛成・3二玉・2一龍・同玉・1二馬まで5手詰。

持ち駒はないし、盤上で動かす駒も少ないので、初手は1一飛成の一手。3二玉にいろいろな開き王手があるが、どこに馬が動いても香を取る手もあって詰まない。
2一龍が「押し売り」と言われる一手で、同玉に1二馬までとなる。

第158問

3三角・同玉・3四飛・同玉・4三馬まで5手詰。

6六角とこちらから打つのは5四金の移動合いで詰まない。3三角・同玉を決め、次の3四飛が妙手。単に4三とでは3四玉と上がられ4三馬は2二玉と下がられる。その二つの筋を3四飛の一発で実現させる(同金には4三と)。

第159問

3三銀不成・同玉・2二角成・同金寄・4三金まで5手詰。

初手2三銀成は3五玉で、上部脱出と飛車取りが受からず、両王手でないと合駒される。
3三銀不成がこの一手で下段へ落とし、2二角成が手筋。同金引は3四金の頭金まで、寄って取ると、4三金の腹金までとなる。

第160問

4四桂・同角・3三飛成・同角・2三金まで5手詰。

2三の飛車がじゃまなので消去したいのだが、どのように捨てるかだ。
2四桂は同角で4四があいたまま。2二飛成と捨てるのは同龍で2三に利きが生じてしまう。4四桂から3三飛成の手順しかない。

第161問

3二角・3四玉・2四馬・同玉・1四飛まで5手詰。

初手5三飛は3四玉で2五の飛車が良く利いている。3二角で追い出してもやはり2五の飛車が良く利いているが、次の2四馬が妙手。2三馬では同飛・3五飛に2四玉で逃れるが、2四に捨てれば、同飛には3五飛までで詰みとなる。

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