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2008年1月分の「やさしい5手詰」解答


第209問

4一飛・同龍・1三角成・同香・2二銀打まで5手詰。

4二銀成(不成)は2二玉で、以下かなり追えるが詰まない。
4一飛とここから捨てるのがこういう場合の手筋。同玉なら4二銀成で詰みなので同龍と取るが、二段目への利きがなくなる為、1三の質駒を取って打てば詰みとなる。

第210問

4二金・同金・3三金・同金・2一馬まで5手詰。

初手3三金は同馬で、5二龍と引いても合駒されて詰まない。
一旦4二金と打ち金を上がらせておくのが手筋。これで2一馬の筋が出来たので3三金と逃げ道を封鎖する。どちらで取っても2一馬までだ。

第211問

2三金打・同金・4二龍・3二歩・3一角まで5手詰。

実戦なら逃げられそうな4四から角を打ちそうだが、3三銀(角)と4二へ利く駒を合駒され詰まない。
2三金打とまず金を斜めに誘い、同金に4二龍が実戦的な動き。先に角を上からでも下からでも打ってしまうと詰まなくなるので注意。

第212問

3一飛成・3三玉・4二龍・同玉・4三金まで5手詰。

3二銀を取られてはいけないが、2一も2三も相手の駒が良く利いている。そこで、一旦は3一飛成。3三玉と追い出すようだが、次の4二龍が妙手。2二玉には3三金、2四玉には2五金、同玉には4三金で詰み。

第213問

2一飛成・同玉・3一角成・同玉・3二歩成まで5手詰。

脱出させないと言っても、1一飛成では同玉で玉が遠すぎ、2二飛成では同玉の後、脱出されてしまう。
2一で飛車を捨て、続く3一角成が脱出を防ぐ好手。同角なら3二へ飛車が成れば詰みとなる。

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