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2008年7月分の「やさしい5手詰」解答


第235問

3二香・2一玉・4一龍・同金・3三桂まで5手詰。

3三から離して香を打つのは同金で金の守備力が弱まらない。そこで3二香とまずは付けて打つ。3二の地点の数が多いので2一へ逃げる一手だがそこで4一龍が妙手。同金の一手に3三桂と打てば詰みになる。

第236問

1三銀・同玉・1四飛・同玉・1五飛まで5手詰。

初手1四飛は桂合いで逃れ、飛車打ちの王手は合駒で届かない。そこでまずは1三銀が手筋。同玉に1四飛打と持ち駒を使うと2二玉・4二飛成にまた合駒される。3手目の飛車捨ても手筋。逃げても1二飛打まで、取っても1五飛だ。

第237問

2三銀・同玉・3三飛・同玉・3四金まで5手詰。

2二金や1三角成など角を精算してしまうのは足りない。
そこで2三銀とまず手筋で引っ張り出し、同玉に3三飛が詰将棋の妙手。1二玉には1三飛成、同飛には2二金で詰み、同玉なら3四金の頭金までとなる。

第238問

2一龍・3三玉・3二桂成・3四玉・2五龍まで5手詰。

3二へ歩や桂が成ったり、あるいは3一龍や4二龍と王手するのは1三〜2四のルートが止まらない。そこで初手2一龍とここまで踏み込むのが手筋。同玉に3二歩成、1三玉に1二桂成を用意し、3三玉でも3二桂成以下詰みになる。

第239問

3三銀・同玉・3一飛成・同馬・2三金まで5手詰。

2一金は3三玉、2三銀は同馬でいずれも龍と馬の威力で詰まない。初手は3三銀が筋。飛車を取るのは2二金なので、同玉だが、そこで3一飛成と捨てるのが好手。2四玉には3四龍、合駒でも2三金までだ。

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