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2009年3月分の「やさしい5手詰」解答


第270問

2二銀成・同玉・4四馬・同歩・3三龍まで5手詰。

4五馬は飛車が利いているので初手は2二銀成。これに3四玉は4四馬から3三龍。
同玉にも4四馬と歩頭に出て王手するのが龍を使うための妙手。逃げると馬が入るので同歩と取るがそれでも2三龍で詰み。

第271問

2三歩・同玉・3三金・同香・2四飛まで5手詰。

1二金は2三玉・2四飛に3三玉から逃げられる。また3二金は同香と取ってくれれば詰むが1一玉で打ち歩詰めの失敗。
正解はまず2三歩の王手。同玉に3三金が好手。同香と逃げ道をふさげば2四飛で詰みとなる。

第272問

2四金・同玉・3三飛成・同玉・2三飛まで5手詰。

初手2四金は実戦にも良く出る手筋。しかし同玉に2三飛と打ってしまうとまた1四玉と寄られ駒が足りない。
3手目3三飛成とここに捨てるのが妙手。1五玉には2四飛まで。同玉と取っても2三飛まで。

第273問

3二飛不成・1一玉・1二歩・2一玉・3二とまで5手詰。

3二飛成は打ち歩詰め、と言って2二角成と捨てるのは、同玉の後3二飛成なら1一玉、3二飛不成なら2一玉・3一と・1一玉で何れも打ち歩が逃れられない。
初手3二飛不成と行くのが唯一の詰みで知っている人には易しい。

第274問

3四銀・同玉・1四龍・同馬・3三角成まで5手詰。

初手2四銀と頭から打ってしまうと3四玉で後一歩届かない。3四銀が筋というもの。同玉にさらに馬の利きに1四龍と引くのが妙手。合駒は利かないので同馬と取るが今度は3三への利きがなくなった為3三角成とできる。

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