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2010年10月分の「やさしい5手詰」解答


第353問

2一歩成・同玉・1二角・同香・2二銀まで5手詰。

4二から角や銀を打つのは、2二玉と上がられてしまう。
初手は2一歩成。同角には2二銀(角)があるので同玉だが、そこで1二角が詰将棋によく出る手筋一発。3一玉、1二同香、1二同銀、いずれも2二銀と打てば詰み。

第354問

2一銀成・2三玉・2二成銀・同玉・3二角成まで5手詰。

3二銀がじゃま駒だが、消し方は一つしかない。2三銀成では同玉・3二角成に3四玉と脱出される。3一銀不成では同飛で3二へ利きが生じてしまう。
ということで、2一銀成(同飛は3二角成)から2二成銀とこの手順で消去するのが正解。

第355問

2一歩成・同玉・3二飛成・同玉・2二角成まで5手詰。

1三飛成と先に飛車を捨てるのは、同馬で馬が2二へ利いてきてしまう。そこで初手は2一歩成。
三手目2三飛成と横に成って捨てるのは、やはり同じように同馬でダメ。3二飛成とここへ捨てるのが正解で何で取っても2二角成まで。

第356問

2二銀・同玉・3三飛成・同玉・3二金まで5手詰。

初手2二銀はほぼこれしかない。金を使ってしまっては実戦でも詰まなくなることは多い。
同玉に3手目3三飛成が駒を節約する妙手。1一玉には2二金、1三玉には2四金で詰み。同玉と取っても3二金まで。

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