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2012年3月分の「やさしい5手詰」解答


第427問

2一銀・同飛・2二金・同玉・2三銀打まで5手詰。

いきなり2二金への焦点は4二の飛車で取られても同玉でも詰まない。この手筋を放つ前に2一銀で飛車を下段に誘っておくのがミソ。それから2二金なら今度はどの駒で取っても1三又は2三への銀打ちまでだ。

第428問

4四角・2三玉・3三角成・同金・1二龍まで5手詰。

初手1二香成は手筋だが、取ってはくれず2三玉で捕まらない。
4四角から3三角成と切り込むのが好手。1四玉なら2四馬まで。同金と取れば1二龍で詰み。

第429問

1三角成・3二玉・2三馬・同玉・2二金まで5手詰。

2二の角がじゃま駒なので1三角成はひと目だろう。同香や同桂なら2二金なので3二玉と逃げるが、そこで2三馬が軽手。2二馬では4一玉と逃げられ詰まないので注意。

第430問

2三銀・同玉・4一角成・同飛・2二金まで5手詰。

2二金と金を使ってしまうと4三玉で捕まらない。
金を温存して2三銀が手筋というもの。同玉に続く手筋が4一角成。合駒しても同飛と取っても2二金まで。

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