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2003年1月分の「やさしい必死」解答


第1問

2二金まで1手必死。

2二に打つのを見つけるのはやさしいと思うが、この後の受けも考えておいて欲しいと思う。
次に3一又は5一に金を打てば詰みなので、これを防がなくてはならないが、3二金打とか駒を打って防ぐのは、3一を防ぐと5一が、5一を防ぐと3一が受からない。4二金を3二金とか3三金とか動いて逃げ場所を作っても、今度は5二金で詰みとなる。

第2問

2二銀まで1手必死。

これもこの局面だけを抜け出してあればやさしい。2二銀があった場合は、逆に2六銀と打てば必死だ。しかし、六枚落ちなどを指していると、2二銀、2四玉と追い出して、2六銀を打てば簡単に寄るのに3三銀打とさらに追い出して入玉を許してしまう局面を良く見る。
図は、2五、1三、3三の三箇所から銀を打てるため受けがない。仮に3三桂とか2一桂とか二箇所を受けてももう一箇所の銀打ちが受からない。

第3問

1一銀まで1手必死。

これも「はさみうち」の基本形。初手4二とは取れないので、指してしまいそうだが、2二玉で捕まらなくなる。
図で、最強の受けは、4二飛だが、同と・同玉・4三飛・5一玉・5三飛成・5二歩合・6二金・4一玉・5二龍・3一玉・2二銀成までの詰みとなる(同と・同玉・5三金打・3一玉・3二飛以下でも詰み)。

第4問

2六金まで1手必死。

2六金は次に3三と1三から銀を打てば詰みなのですぐ思いつくと思うが、さて、2一桂、あるいは2二銀と受けられた時、詰められるだろうか?
その時は、3五銀(又は1五銀)と打ち、同歩・同金までの詰み、と読んでいれば正解となる。
図は、1三、3三、1五、3五という四ヶ所の詰みがある。

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