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2003年2月分の「やさしい必死」解答


第5問

2三銀まで1手必死。

王手王手で迫るのは、3二銀打・2二玉・2三銀打・1三玉で捕まらない。3二銀打・2二玉の時2四銀という手は良い手だが、持ち駒がないので、1二銀(角)で受かってしまう。
左の正解図は、3二の地点に二枚利いており、さらに持ち駒があるので、6二飛のように受けても3二銀打で一枚多く詰みとなるので受からない。

第6問

4四桂まで1手必死。

3二へ上がられてはならないので、4三金か4四桂のどちらかだ(2三金は5一玉と反対へ逃げられる)。
4三金も部分的には悪い手ではないが、金を使ってしまうと、5一金・4四桂・1二飛と受け止められてしまう。先に4四桂なら5一への受けも、5二金と数の攻めで詰みだ。

第7問

2二銀まで1手必死。

実戦でも頻出する寄せの必死だ。次の1三金・同桂・2一銀不成が受からない。
もし、▲2五歩と持ち駒に香があるなら、1三香から詰ますことを考えるのも大切。この局面に限っていれば、2五歩があれば、2二金打からでも詰むが、あくまで2二金打は俗手で逃がしてしまうことの方が多いと覚えておいて欲しい。

第8問

3三金まで。

3三金と引くのがうまい寄せ方。同桂なら1三金まで。2三の空間にどの合駒をしても、1一銀成、又は、1三歩から詰んでしまう。3二金と言う頑強な受けもあるが、1三歩・同桂に3二金と取れば、しだいに受けがなくなる。
なお、実戦なら、3三銀成も悪い手ではないが、この場合は詰めろが続かなくなる。

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