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2003年5月分の「やさしい必死」解答


第18問

2二金まで1手必死。

5二と寄・3一玉・4二金・2二玉・3二金と追うのは、2三玉で逃がしてしまう。
2二金が実戦にも出ることのある、必死の手筋。同金は、もちろん4二金まで。5一歩など5二の地点に利かしても、5二金と打てば、一枚多いので詰みとなる。逃げ道を開ける手がなく、5二の地点を受けられないとなると、受けはない。

第19問

3二銀まで1手必死。

4二とと、と金を使う手も立派な手だが、この場合は、1三玉と逃げられ捕まらなくなってしまう。3二銀が、「玉の腹に銀」と言われる手筋。4一にいるのが馬の時もよくある。次に2三歩成の一手詰みだが、この地点を3四銀(1二銀)のように受けても、2三歩成・同銀・2一龍・1三玉・2三龍までの詰みとなる。

第20問

3一角まで1手必死。

1三金や1三歩など上から王手するのは、全然寄らない。1三角は詰めろだが、2二香くらいでも簡単に受かる。3一角が絶好打。歩がなければ成立しないが、同金には1三歩・2一玉・1二金までの詰み。2二銀とか合駒しても、1三金と打てば一枚多い。早逃げ、逃げ道を開ける手もなく、これで必死となる。

第21問

1三角まで1手必死。

3一金・2二玉・2一金・1三玉に3六桂は1五歩で捕まらない。3一角が有力だが、2二銀と受けられるとこれも後が続かない。
初手1三角が妙手。取るのは、3一金から詰みとなり、4一金は2二金まで。4四歩も、3一角成・4三玉・5四金まで。今度2二銀と受けるのは、3一金・同銀・同龍までだ。

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