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ついたて将棋

ついたて将棋は、この写真のように、2枚の盤と一組の駒を使い、間についたてをおいて、相手が何をしているのか見えない状態で戦う将棋です。
そのため、相手の駒を飛び越してしまうなどの反則が生じてしまうので、審判が必要になります。
真ん中(こちら側か向こう側)に審判がいて、反則を警告したり、王手を告げたりし、ゲームが進行して行きます。

↑ジャッジがし易いように、薄い盤を使い、中央(1五・5一・5五・5九・9五)に赤色の枠が書かれている。
↓4、5人だとちょうど良い。
ついたて将棋のルール

ついたて将棋実戦の局面(審判の位置から見る)
先手(左側)はついたて将棋のベテラン、右は四段の人(初心者ではない)。
先手の駒が盤面を占拠し、すでに先手大優勢。まさか居玉ではないと思い、方々にと金を作りサーチしたが見つからないので、ここで▲4二銀と打って見たら、「王手」の声。玉の居場所が分かり、後は収束を見るばかりとなったのだが・・・。
▲4二銀(王手)△6二玉(反則)△4二玉(反則)△4二銀▲同と(王手)△同金▲同成桂(王手)△同玉▲4四歩△5三玉▲4三歩成(王手)△6四玉▲3三銀△6五銀まで詰みで後手の勝ち。

この局面から後手が勝つのは容易ではないが、5三玉から6四玉と逃げた手が、ちょうど先手玉の一手詰みの局面になり、さらに玉頭を厚くしようと打った銀で詰みと言う珍しい一局になった。

※将来、面白い棋譜が取れたら載せる・・・かもしれない。

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