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2007年1月分「実戦の詰み」解答


第395問

1二龍・1三飛・同龍・同玉・1一飛(途中図)・2三玉・1二飛成・3三玉・3二龍・4四玉・4二龍・4三飛・同龍・同玉・4一飛・3三玉・3二金・2三玉・2一飛成・1四玉・1二龍・1三飛・同龍・同玉・1一飛・2三玉・1二飛成まで27手詰。

実戦で、このような趣向詰めのような手順が出現するのは珍しい。長いが、軽やかに詰めたい。

第396問

4二銀(途中図)・2四玉・3六桂・1三玉・2二銀・1二玉・1一銀成・1三玉・1二成銀・同玉・3三銀成・7二歩合・2二金・1三玉・2三金まで15手詰。

初手、ちょっと打ちづらい4二の銀打ちから入る。これ以外だと、4三玉が捕まらない。後は、追い詰めに近いが、最後3三銀不成で開き王手すると7二で止められて詰まないので注意。

第397問

8五金・同玉・8三龍・7六玉・6六金(途中図)・同馬・8六龍・6五玉・6六龍・7四玉・6五角・8四玉・8六龍・8五金・同龍・同玉・8六歩・同玉・9六金まで19手詰。

送りの手筋で入り、6六金がたまに出る「先呼び込み」の手筋。これを打たずに8六龍だと、6六金には6四玉から5三玉。最後は合駒が悪い。

第398問

8三金(途中図)・8五玉・8六金・9四玉・8四金・同玉・7五金・9四玉・8六桂・9五玉・9六歩まで11手詰。

先週と同じように追うのは、最後に桂合いがあって詰まない。初手の金打ち、筋は悪いが、金が三枚あれば普通の手だ。二枚でも桂が落ちている為に、ピッタリ詰むようになっている。

第399問

3二龍・同玉・4一銀(途中図)・2二玉・3一角・1二玉・2四桂・同歩・2二金・1三玉・2一金・2三玉・2二角成・3四玉・4六桂まで15手詰。

2二から1三〜1五のラインは止めなくてはならないので初手は龍切りの一手。3手目、筋の良い人ほど先に2四桂を打ってしまいそうだが、1四銀があってこの局面では詰まない。

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