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2007年4月分「実戦の詰み」解答


第408問

9二龍・同香・8二飛(途中図)・6三玉・7五桂・5三玉・5四歩・同金・同銀・6四玉・6二飛成・7五玉・8五金まで13手詰。

8二から打つのは8三へ成り返られるように。後は平凡に金を取り飛車成りまで。但し筋とばかり先に6五金と打つと抜けられるので注意。図で4一玉の変化は「やさしい」方で。

第409問

2三金・同玉・1二龍・同玉・2一銀(途中図)・同玉・2三香・2二銀・同香成・同玉・3二飛・1三玉・2二銀・2三玉・3三飛成・1二玉・1三龍まで17手詰。

30秒将棋の中、飛合い!で逃れ、と思ったようだが、2一銀から2三香が絶妙。普通は安い駒があり成立しないのだが今回は合駒が悪かった。

第410問

9四銀・同玉・9二飛・9三歩(香)・9八香(途中図)・9六香(歩)・8五銀・9五玉・9六銀・同銀成・同馬(9三飛成)・8四玉・8五銀まで13手詰。

3手目先に9八香は9六歩・9二飛に9三桂で逃れ。4手目に桂合いは8五銀から詰み。6手目9七への中合いは8五銀から飛車成で詰み。本手順はやさしいが紛れや変化が非常に多い。

第411問

6二銀・同金・4二銀成・同金寄・同馬(途中図:ここまで手順前後OK)・同玉・3三銀・同玉・4五桂・2四玉・2二龍・2三香・3四金・同玉・3三龍まで15手詰。

初手4一龍・同玉・3二馬も相当だが、僅かに足りない。途中の3三銀が手筋で、これでピッタリ捕まっている。

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