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2007年5月分のやさしい「実戦の詰み」解答


第412問

8四金・9二玉・9七飛・同成桂・9三歩・9一玉・8三桂まで7手詰。

まず、9七に質駒があることを確認。そして、8四金と押さえてから9七飛と質駒の桂を取る。同じようでも先に桂を取ると、取ってくれず8三玉とかわされて逃げられてしまうので注意。後は、歩、桂の順で打てば詰みとなる。

第413問

1一角・2一玉・1二香成・同玉・3二龍・同香・2二金まで7手詰。

1一角と打ち、2一玉に香の成捨てから龍切り。有段者になると実戦でも一目で読み切れるようになる手筋の詰みだ。こうした筋は、詰将棋を多く解くことで見えるようになってくる。

第414問

2二金・同金・同角成・同玉・3二金・同玉・4二龍まで7手詰。

最初は2二で精算するしかない。2二同玉の後の3二金が手筋というもの。ここ3二金を打たずに4二龍と王手してしまうと合駒され、斜め駒がなく詰まなくなってしまう。

第415問

4一と・3二玉・4二と・3三玉・4四角・同歩・同金まで7手詰。

3手目4二金と金で取るのは同飛で失敗。相手の飛車の利きにさわらないよう攻めて、最後は4四角の手筋一発。歩頭に駒を捨てて金や銀を出る形はよく実戦でも出るので覚えておきたい。

第416問

2三桂成・同金・1三歩・同金・同銀成・同玉・2三金打まで7手詰。

1三歩とは打てないので、2三桂成として金を呼び込むのが打ち歩詰め打開の手筋。これで歩を打てるようになり、さらにその金を取って詰む。なお、2三金から入るのは、角がいなければ同じ筋で詰むが、この場合は同角で詰まない。

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