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2008年1月分のやさしい「実戦の詰み」解答


第447問

9三香・同玉・8四成銀・9二玉・9三歩・同銀・8三金・8一玉・7二とまで9手詰。

いきなり8三金はさすがに駒が足りない。9三香と打ち、8四成銀と歩を取りながら一歩進めるのがうまい手順。以下は歩を打って金を打つまで。なお、8三金では9三成銀と銀を取っても詰む。

第448問

8三金・同玉・7二銀不成・7四玉・6三龍・7五玉・6六龍・7四玉・7五金まで9手詰。

初手は8三金しかない。3手目が問題だが、歩を取り込んだり、7二龍と龍で王手すると後が続かなくなる。7二銀不成とし、6三龍と引けることに気づけばすぐに詰むだろう。

第449問

8五桂・9四玉・8四銀成・同歩・8三銀・8五玉・7七桂まで7手詰。

すぐ桂を取ったり8三金・同玉・8四銀成と攻めるのは足りない。一旦桂を打ち、9四玉とさせてから桂を取る。但し、同歩にあわてて桂を打つと、詰まなくなるので注意。開いた空間への銀打ちから入るのが好手順。

第450問

2五金・1三玉・1四金・同桂・同歩・2四玉・3五龍まで7手詰。

1四金・同桂・3五龍や初手3五龍でも相当追えるが足りない。2五金が筋で、ここから考えた人は筋が良いと言える。3手目1四歩は1二玉で僅かに届かず。1四金と入るのは異筋だが、1二玉に2三金を用意しているという訳。

第451問

3二龍・同玉・4一角・2一玉・3二金・1二玉・2二金・同玉・2三銀・3一玉・3二角成まで11手詰。

初手は3二龍と切るよりなく、同玉に4一角も2三へ逃がさない為にこう打つしかない。後は、銀を取って、その銀を打って詰み。特に難しい手はないが実戦では良く出るので、このような詰み筋は良く覚えておいて欲しい。

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