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2008年9月分のやさしい「実戦の詰み」解答


第482問

9三金・同玉・9四歩・8二玉・9三歩成・7一玉・8三桂・8一玉・9二とまで9手詰。

7五桂は意味がないので9三金はこれしかない。以下は歩を突き出して行くだけ。7一玉で8一へ逃げるのは6一龍がある。手数は長いが一直線なので級位者の人でも頭の中で読み切って欲しいところだ。

第483問

2二龍・同玉・3二桂成・1三玉・2二銀・2四玉・2五金まで7手詰。

持ち駒は金しかないので、初手は龍を切るよりない。同玉に3二桂成から銀、金と打てば詰み。追い詰めだが、実戦では良く出る普通の詰み。すぐに最後まで読み切れるかどうかが棋力に直結する。

第484問

2三飛成・4四玉・5五銀・3五玉・2五龍まで5手詰。

2三銀成は駒の効率が悪すぎて考えるに値しない。飛車成に4二玉は4三龍・5一玉・5二龍。気をつけなければならないのは4四玉の時、あわてて4三龍とか4三銀成とかしてしまわないこと。最後まで読み切って2三飛成としたい。

第485問

6四金・同玉・6二龍・6三歩・5三銀・6五玉・6三龍まで7手詰。

角を取るのでなければ、初手は金を捨てるよりない。同玉に6二龍がちょっと気づきにくい一手。単に5三銀では7三玉から逃げられてしまう。この一間龍の形にすれば5三銀と打って捕まっている。

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