ホームへ戻る/今週の実戦の詰み表紙へ

2009年7月分「実戦の詰み」解答


第525問

7二桂成・7四玉・8六桂(途中図)・6五玉・6六銀・5四玉・5五歩・同銀・同銀・同玉・6六銀・5四玉・5五歩・4四玉・4五歩・同桂・3三角まで17手詰。

3手目、8三角や8五角・銀などに目が行き、桂で済むことに気づきにくい。同馬と取れない(8三角がある)ことに気づけば後は長くてもやさしい。

第526問

9五桂・9四玉・8四金・9五玉・9六歩・8四玉・8二飛成・8三香・8五歩・9四玉・9五歩・8五玉・8三龍・7五玉・7六銀まで15手詰。

8四歩は9四玉で、9五金と攻めても僅かに足りない。となるともう一つの筋である9五桂から8四金が正解。桂を取られ、金は浮いてしまうが一間龍の形になると詰みとなる。

第527問

1三桂成・同玉・1四銀(途中図)・同玉・2四飛・同玉・3四馬・1三玉・3一角・同飛・1四銀(2四金)・2二玉・2三金(2三銀)・同金・同銀成(同金)まで15手詰。

桂成りから銀は筋。これで飛車を切って足りるかだが、3一角が目の覚めるような次の一手だ。実戦で見つけると指がしなる。

第528問

4二銀・2二玉・3一飛成(途中図)・1二玉・3二龍・2二香・同龍・同玉・3一銀不成・3三玉・3二金・同玉・4二桂(銀)成・3三玉・3二金・2四玉・1五金まで17手詰。

4二銀に同金は3一飛成で金合いがない。3一飛成と飛車で行くのが手筋。同金は短い。どんどん逃げて最長手数になるが、3二金で捕まる。

第529問

2六金・同玉・2七銀(途中図)・2五玉・2六銀打・1四玉・1五銀・1三玉・2三桂成・同香・3一角・1二玉・2二角成まで13手詰。

初手1四角は手筋だが、同玉が逆王手。そこで2六金から無理矢理その筋を消しておく。最後2三桂成が軽手で詰みだが、この局面では先に3一角でも正解だ。

問題へ戻る

ホームへ戻る/今週の実戦の詰み表紙へ