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2009年8月分のやさしい「実戦の詰み」解答


第530問

2二龍・同玉・3四桂・3二玉・4二金・同金・同銀成まで7手詰。

初手は2二龍と龍を切るより手がない。同玉に3四桂とこれも普通の手。実戦でも、2三金などど打ってしまい3一玉としてはならない。桂に対し、1二玉は2二金、3二玉と寄った場合は4二に金を打てば一枚多い。

第531問

7五銀・8五玉・8三龍・7六玉・8六龍・6五玉・5六金まで7手詰。

7五金は9五玉・9六歩に8六玉とすり抜けられる。また、実戦だと思わず3手目8六金と打ってしまいそうだが、9四玉で凌がれる。
7五銀から8三龍が正解。7六〜6五と逃げられそうだが、捕まっていることを読み切りたい。

第532問

8二龍・同玉・7三金・8一玉・7二銀・9二玉・8三金まで7手詰。

8二龍が上部脱出を阻止する豪快な捨て駒。但し同玉の後の詰め方に注意。まず7三へは金。銀だと8三玉・8四金に9二玉で凌がれる。また7三金・8一玉に8二銀と打ってしまうとやはり9二玉で詰まないので注意。

第533問

1二金・同玉・1一桂成・同玉・1二香(金・銀でも可)・同玉・2三銀・1一玉・1二金まで9手詰。

3二金と打つのは2三玉から上部へ脱出されてしまうので失敗。初手1二金が面白い一着。同香なら1一銀があるので、同玉だが、ここへ玉を持ってくれば桂成りが王手になるという訳だ。5手目の1二へ打つ駒は何でもOK。

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