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2010年5月分のやさしい「実戦の詰み」解答


第569問

7一角成・同玉・7三飛成・7二歩・6二金・8一玉・7二龍まで7手詰。

平凡な6三金では8二から上部へ出られても、あるいは8一玉でも駒が足りない。
7一角成が次の7三飛成を見た手筋一閃。このように持ち駒に金がある場合は、龍が一間に迫ることで詰みになるケースが多い。

第570問

5二角成・7六玉・8五馬・7七玉・6七金・同金・8六馬まで7手詰。

5二に金が落ちている為これを取る事に気づくことが必要だが、玉方も馬を取らずに7六玉とかわす。これに8五馬が押し売り。この押し売りも取らないが、6七金が封鎖の手筋でピッタリ8六馬までの詰みとなる。

第571問

1五金・同玉・1三龍・1四歩・1六香まで5手詰。

2二龍と王手すると2三金と合駒されてもう詰まない。また2三金・同銀・同龍はかなり王手は続くがやはり足りない。
1五金とこちらから王手するのが手筋。3五玉には3六香なので、同玉と取るが、1三龍と逃げ道をふさげば1六香までの詰み。

第572問

2四龍・3八玉・4八金・同成桂・2八龍・4九玉・4八龍まで7手詰。

2四龍と取るよりないが、3八玉に4八金と先に捨てるのが手筋と言うもの。同成桂とこの地点に相手の駒を呼び込んでおけば2八龍には4七、4九どちらへ逃げても4八龍までの詰みとなる。

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