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2010年8月分のやさしい「実戦の詰み」解答


第582問

9四銀成・同玉・9五歩・9三玉・9四歩・9二玉・9三歩成・8一玉・8二金まで9手詰。

初手8二銀不成と王手してしまうと9二玉で後続がない。
9四銀成と上に引っ張り出し、同玉に9五歩から追いかけるのが正解。最後まで頭の中で詰みを読めるようにしたい。

第583問

4二飛・同玉・3四桂・3二玉・2二金まで5手詰。

4三金と打ってしまうのは2一玉で届かない。この形は3四に桂を打ちたい、ということで、4二飛とここに捨てるのが手筋。逃げるのは金打ちまでなので取るしかないが、3四桂を打てれば、残り金一枚で詰みとなる。なお初手4二金はやはり逃げられて詰まない。

第584問

1三角・同香・4七桂・2四玉・3六桂・3三玉・3二銀成まで7手詰。

初手1三角が目の覚めるような一着。実戦ではめったに見ることはないが、それでも二、三回目にしたことがある。ここにさえ逃げ込まれなければ捕まるという訳だ。

第585問

5六銀・同馬・同歩・6六玉・8八角・7七歩・7八桂まで7手詰。

5六歩、6七桂、7五飛などいずれも6六玉とすり込まれると7七玉から入玉が止まらない。5六銀なら6六玉には6七銀左がある。そこで同馬と取る一手だが、角を入手すれば今度の6六玉には8八角から7八桂があるということ。

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