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2010年10月分のやさしい「実戦の詰み」解答


第591問

7四飛・8二玉・7二飛成・9三玉・8二銀・8四玉・7四龍まで7手詰。

7四銀では8二玉でも8四玉でも(5八の馬がいて)詰まない。そこで飛車から入るが、7二から打って7四飛成とすると9三玉で凌がれてしまう。
正解は、7四飛と上から打ち、8二玉に7二飛成と追いかける。この手順にさえ気づけば後は簡単だ。

第592問

8四桂・同歩・8二飛・9三玉・8五桂・同歩・8四銀まで7手詰。

初手8二飛では9三玉・8五桂に8四玉で詰まない。こういう所では8四桂が筋。9三玉は8二銀から8五飛なので、同歩と取るが、そこで8二飛。9三玉にはこれも手筋の8五桂と再び歩の頭に桂を打てば詰みが見える。

第593問

6五歩・同桂・4二馬・5五玉・5六金・4四玉・5三馬まで7手詰。

4二馬の王手に気づくことは必要だが、すぐ王手すると6五玉から上部脱出される。そこで6五歩と打つのが好手。同玉なら6六金・6四玉・4二馬で詰み。同桂とさせることで、4二馬に6五玉と逃げる手を消しているという訳。

第594問

2二金・同玉・2三歩成・3一玉・3二とまで5手詰。

2三歩成・同玉に3一金や4二金の開き王手は、1二玉と戻られるし、3三金の開き王手(両王手)は3三同玉と取られて詰まない。この金がいなければ2三歩成で詰み、と気づけば2二金と捨てる手もそれほど難しくはないだろう。

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