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2011年5月分のやさしい「実戦の詰み」解答


第621問

9五歩・同玉・8五桂・同玉・9六金・9四玉・9五金まで7手詰。

9五歩とここから王手するしかない。そして続く8五桂と開き王手で9六の歩を消す手に気付けば正解に至る。但し、同玉に7六銀とか金では桂や馬が良く利いていて取り返されてしまう。
9六の歩が消えれば、9六金と出て詰みとなる。

第622問

2四桂・同歩・4二金・2三玉・2二金・3三玉・3二金右・2三玉・2二銀成まで9手詰。

4二金から3二金打と追っても、2四玉に桂一枚では詰まない。また、4四桂も4三玉と上がられると5三金と打つよりなく、やはり駒不足になってしまう。初手2四桂が鋭い。4三玉なら5三金から4二銀不成があるので詰み。同歩以下はやさしい。

第623問

9一龍・同玉・9二香・8二玉・9一角・7一玉・7二銀まで7手詰。

桂を打った所でなければ桂成も考えそうだが、玉で取られて詰まない。9一龍といきなり切るのが正解。同玉に銀ではなく香を先に打つのがちょっと筋悪な一手。あとは8一へ先に逃げても7二銀から9一角と角銀あれば詰みになる。

第624問

3四銀・1四玉・1五歩・2四玉・3三銀不成・2五玉・3四龍まで7手詰。

2六銀と頭から打つと、同銀成・同歩・同玉で詰まない。3四銀とここから打つのがこの場合の正解。同歩は同龍なので、1四玉と逃げるが、歩突きから3三銀不成があり詰む。なお、2四玉の局面は銀不成で両王手をしないと龍を取られるので注意。

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