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2014年6月分のやさしい「実戦の詰み」解答


第781問

8三龍・7五玉・8六金・6五玉・8五龍・5四玉・6四飛まで7手詰。

すぐ飛車を取ったり、7七桂と王手する手など有力だが、これでは詰まない。龍引きを決めてから金でとるのが正解。6六玉の逃げには5六飛と打つのが肝心だ。

第782問

5二角・5一玉・4一角成・同玉・5二金まで5手詰。

7二角でいかにも詰みそうだが、7一玉に6一金は8二玉、8一金は6二玉で後一枚がない。5二角とこちらから打ち、5一玉に4一角成が詰将棋並みの妙手。まさに実戦版じゃま駒消去だ。

第783問

3五桂・同歩・4四香・同玉・4六香(4七香)・3三玉・3四金まで7手詰。

桂打ちはひと目だろうが、同歩に3四金と打つと、一段目まで落ちられて詰まない。3四の地点を開けておいて香を走るのが好手順。再度の香を打てば、合駒されても3四金まで。

第784問

5一銀・同玉・6二銀・4一玉・4二歩・同玉・5三金・4一玉・4二金打まで9手詰。

5三金と取ってしまうのは大海へ出してしまうので、5一銀から6二銀はこれしかない。そして4筋に歩の利くことに気づけば後はやさしい(5三銀成でも2手長くなるが詰み)。

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