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2014年12月分のやさしい「実戦の詰み」解答


第807問

5二銀・同玉・5三銀・同金・6二金・4一玉・4二金まで7手詰。

4二から打ったり、6二で精算するのでは逃げられてしまう。5二銀から5三銀が逃がさない手筋。6一玉には常に6二金を用意しておくのが重要なところ。

第808問

5四金・同玉・5二飛成・4四玉・4五金・3三玉・3二龍まで7手詰。

飛車の活用と言っても3四飛成では全然届かない。5四金と捨て、同玉に5二飛成と一間龍で迫るのが実戦にも良く出る手筋。後は、逃げ方をすべて正確に読むだけ。

第809問

2三銀成・同玉・3四角・2二玉・2三金・3一玉・3二金まで7手詰。

3一角は筋だが飛車が利いている。そこで2三銀成から3四角と上から打つのが正解。3手目も4一角は飛車が利いているし、3二角は際どく詰まないので失敗だ。

第810問

1五桂・同歩・2二金打・1三玉・1四銀・同玉・1五歩・1三玉・1四歩まで9手詰。

3三に馬が帰ってくるともう詰まない。そこで1五桂からの筋に気づくかどうか。この地点さえ開けておけば2二金打と追って頭に駒が打てるという訳。

第811問

2一角・3二歩・4四香・同玉・3五金・4三玉・4四香まで7手詰。

初手4四香は3二玉で駒が足りない。
その逃げられそうな所から角を打つのが正解。3二歩と打たせることで玉が急に狭くなる。後は、3三桂の利きに気をつけるだけ。

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